鶏肉って体にいいの?含まれる栄養素とお勧め料理を紹介!!

皆さんは鶏肉が好きですか。

鶏肉は部位によってかなり味や食感が違うので、さまざまな料理に使用できる素晴しい食材ですよね。我が家でも鶏肉、豚肉はほぼ毎日の様に食卓に並んでいるくらいメジャーな食材です。

そこで、ふと疑問が湧いたのですが、鶏肉って体に良いのでしょうか。

そんな疑問を解消するべく、鶏肉について徹底的に調査してきました。

この記事を読めば、鶏肉が体に良いのかという素朴な疑問から、含まれる栄養素と部位、お勧め料理までまるっとまるわかりですよ。

 

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鶏肉って体にいいの?

個人的には鶏肉って体に良いイメージだったのですが、果たして本当に鶏肉は体に良いのでしょうか。

まずは鶏肉は体に良いのか調査してきましたので詳しく解説していきます。

鶏肉は体にいい?理由を解説!

結果はずばり、体に良い、です。

ではなぜ体に良いのか、それは様々な栄養素が含まれており、かつほかの肉に比べて比較的低カロリーで、私たちの体を作るために必要なたんぱく質が豊富だからです。

また、部位によって得られる栄養素も違いますので、自分の体調や目的に合った部位を選択することができます。

では、様々な栄養素とは具体的には何が含まれているのでしょうか。

    鶏肉に含まれる主な栄養素とお勧め部位
    • たんぱく質・・・ささみとむね肉
    • 脂質・・・鶏皮
    • 鉄・・・鶏レバー
    • ビタミンA・・・もも肉や手羽先
    • ビタミンB群・・・ささみや鶏レバー

    含まれる栄養素は部位によって違いがありますが、鶏肉だけでこんなにたくさんの栄養素が含まれているから体に良いんですね。

     

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    鶏肉に含まれる主な栄養素を解説!!

    鶏肉には様々な栄養素が含まれているから、体に良いということがわかりました。しかし、肝心の栄養素の効果や働きがわからなければ意味がないですよね。

    この項目では主な栄養素について解説をしていきます。

    たんぱく質

    たんぱく質とは、アミノ酸という小さな栄養素が集まってできていて、主に私たちの体を作る働きをしています。

    〈たんぱく質の働き〉

    • 代謝や体の機能を調節
    • 体内の物質を運ぶ
    • 免疫機能を正常に保つ
    • 主に体を作る
    • エネルギー源となることもある

    昔はよくダイエットのために肉や魚を食べないなんて方がいましたが、結果は紙や爪がボロボロになったという話が多くあり、今ではたんぱく質はダイエット中も積極的に取り入れたい栄養素といわれていますよね。

    たんぱく質は植物性たんぱく質と動物性たんぱく質に分けられますが、鶏や牛、豚などの動物性たんぱく質よりも、大豆などの植物性たんぱく質が良いと聞くこともありますよね。

    しかし、実はアミノ酸スコアという点では動物性たんぱく質のほうが優れているのです。

    そもそも私たちの体内にあるアミノ酸とは大体20種類といわれており、体内で生成できるアミノ酸は非必須アミノ酸体内で生成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といいます。

    アミノ酸スコアとは、必須アミノ酸のバランスのことを言い、つまり、お肉は必須アミノ酸のバランスが優れている食材ということになります。

    鶏肉には必須アミノ酸である「メチオニン」が含まれており、肝臓の働きを良くしたり、脂肪肝の予防効果も期待できます。

    鶏肉の中で特にたんぱく質が豊富なのは、ささみ胸肉です。

    脂質

    女性は脂質と聞くといらないものと思ってしまう方が多いかもしれませんが、それは大間違いです。

    〈脂質の働き〉

    • 体を動かすためのエネルギー源
    • ホルモンや細胞膜、角膜の構成
    • 臓器の保護
    • 寒さから体を保護する
    • 脂溶性ビタミンの吸収を促す

    脂質は私たちが思っている以上に体の中で働き、健康を守ってくれていたのですね。

    こんなに大事な栄養素だって知らなかったよわ。脂質さん、今までいらないとか思っててごめんなさい!

    ただ、やはり摂りすぎは肥満の原因となりますので、過不足なくの摂取を心掛けたいですね。

    鶏肉の中で脂質が多く含まれているのは、鶏皮手羽です。

    についてはなんとなく働きを理解している方が多いと思います。よく鉄分不足で貧血になった、などという話を聞きますよね。早速鉄の働きについて見ていきましょう。

    〈鉄の働き〉

    • 鉄は体内の血液の循環に関与
    • 赤血球の材料となり、全身に酸素を運ぶ

    そうです、鉄は全身に酸素を運ぶ役割を担うミネラルの一種で、不足すると貧血を発症することがあります。

    機能鉄貯蔵鉄の2種類に分けられ、体内の鉄の約70%は機能鉄と呼ばれ体内にとりこまれた酸素を前進に運ぶ働きがあります。残りの約30%の貯蔵鉄は、肝臓、骨髄などに蓄えられ、機能鉄が不足した際に使われます。

    鉄分が不足すると貧血を引き起こすことはもちろん、脳にも酸素が十分渡らなくなるので、思考能力や記憶力の低下につながります。

    鶏肉の中では、鶏レバーに鉄が多く含まれています。鉄が不足していいことはありませんので、積極的に摂取していきましょうね。

    でも鶏レバーなんて食べづらそう、そんな方はこちらのツイートを見てください。私も知らなかったのですが、離乳食等にも使える粉末なんてあるんですね。

     

    気になる方は是非お試しください。

    入れるだけで鉄分が取れるなんて画期的すぎるわ!これならうちの子も食べてくれそう!

    ビタミン類

    ビタミンは他の栄養素がうまく働くように手助けをする潤滑油のような存在で、主に体を作るわけではないものの、不足すると体の中の働きが円滑に作用せず様々な不具合が生じます。

    ビタミンはほとんどが体内で生成されませんので、食事から摂取しなければならないので、不足しないように注意したいですね。

    ビタミンは脂溶性と水溶性ビタミンに分けられ、脂溶性ビタミン体内にたまりやすく、摂取する際は脂と一緒に取ると吸収がよくなるといわれたいます。

    水溶性ビタミンは尿として排出されやすいので、少量を数回に分けて定期的に摂るのが良いとされています。

    どちらも摂りすぎはかえって体にとって負担となりますので、過剰摂取はしないようにしましょう。

    ビタミンA

    〈ビタミンAの働き〉

    • 肌の健康を保つ
    • 暗所での視力を保つ
    • 粘膜保護や細菌から体を守る

    不足すると・・・

    • 暗所での視界不良(夜盲症)
    • 皮膚や粘膜の乾燥
    • 成長障害(子供の場合)

    ビタミンAはもも肉手羽先などに多く含まれています。

    ビタミンB群

    〈ビタミンB群の働き〉

    • 皮膚や髪、爪の成長促進(ビタミンB2)
    • 口内炎予防(ビタミンB2)
    • 筋肉を作る(ビタミンB6)

    不足すると・・・

    • 健全な成長が阻害される
    • 口内炎や皮膚の炎症が起こる

    ビタミンB群はささみ鶏レバーなどに多く含まれています。

    栄養素の働きも含まれている部位もわかったし、あとは食べるだけね!

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    体にいい鶏肉料理って何?疲れた時にお勧めの料理!

    鶏肉に含まれる栄養素とその働き、含まれる部位についてもよくわかりましたね。

    では、実際に作ってみましょう、となったらあなたは何を作りますか。私はかなり迷ってしまったので、皆さんにはお勧め料理を2点ご紹介いたします。

    疲れを感じる時は?

    疲れたな、そう感じた時には鶏むね肉のねぎまみれがお勧めです。

    むね肉は固くなりがちですが、工夫次第でジューシーに食べることが可能です。ネギとゴマ油の香りが食欲を誘う料理です。

    材料
    • 鶏胸肉 1枚
    • ねぎ 1本
    • 塩麹 大さじ1杯
    • 油 大さじ1
    • ごま油 小さじ1

    〈作り方〉

    1. 鶏胸肉は皮と脂肪(黄色っぽいぶよぶよ)をとり、そぎ切りにする 
    2. 鶏胸肉に塩麹をもみ込む 
    3. ねぎをみじん切りにする
    4. ねぎを②の鶏胸肉に混ぜる 
    5. 冷たいフライパンに油をしき、鶏胸肉を並べてから火をつける 
    6. 弱火で3分焼いたら裏返し、弱火のまま5分焼く
    7. 香りづけにごま油を回し入れ、全体に絡める

    ポイントは最初から最後まで弱火にすることだそうです。

    免疫力をつけたい時は?

    体調を崩す前に免疫力をつけたい、そんな時にお勧めなのが鶏団子のしょうがスープです。スープなので食欲がない方や、朝にもお勧めです。

    しょうがの匂いで肉の臭みもなく食べやすい仕上がりになります。

    材料
    • 鶏ももミンチ 300g
    • 小松菜 1/2束
    • 人参 50g
    • 生姜 40g

    <調味料> 

    • 濃口醤油 小さじ1杯
    • 鶏ガラスープの素 大さじ1杯
    • 水 750ml

    〈作り方〉

    1. 小松菜、にんじんを食べやすい大きさにカットする
    2. しょうがはきれいに洗ってから、30gと10gに分けて切る
    3. 30gのほうのしょうがをすりおろす
    4. 10gのほうのしょうがはみじん切りにする
    5. 鶏ももミンチにしょうがと塩コショウを入れて混ぜる
    6. 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、肉だねを丸く形成して投入
    7. 沸騰したら灰汁を取り、にんじんと小松菜、おろししょうがを入れる
    8. 再度沸騰したら灰汁を取り、蓋をして7分ほど煮込む
    9. 濃口しょうゆで味付けし、味見して微調整したら完成

    とっても簡単ですね。この方の動画では糖質にかなり気を配ったレシピになっているのですが、我が家ではマロニーや春雨などを入れることもあります。

    とっても美味しいので是非お試しください。

     

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    まとめ

    鶏肉について詳しく分かったので、忘れないようにまとめで確認してみましょう。

    まとめ
    • 鶏肉は多くの栄養素が含まれているので体に良い
    • 鶏肉に主に含まれる栄養素はたんぱく質や脂質、鉄とビタミン
    • 鶏肉に含まれる栄養素は体を作ったり、粘膜や皮膚を強化する働きをする
    • 疲労回復にお勧めな料理は鶏むね肉のねぎまみれ
    • 免疫力を高めるのにお勧めの料理は鶏団子のしょうがスープ

    鶏肉って思った以上に健康にいいんですね。

    体を作るだけではなく、免疫力を高めたり、疲労回復効果があったり、体調に合わせた食べやすい料理がたくさんあるのも素晴らしいですよね。

    でも、過ぎたるは猶及ばざるが如し、です。食べすぎには十分注意しましょう。

    皆さんも効果的に鶏肉を取り入れて、健康な日々を送りましょう。

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