皆さんは羊肉を食べたことはありますか。
コロナ禍により、健康志向が高まっている方が多い今、美味しくて栄養満点だと話題になっていますね。
ラムとマトンと2種類の呼び方がありますが、違いはなんでしょうか。
それは生育期間により呼び方が異なります。
ラムは生後12ヶ月までの子羊のことで、羊独特の匂いやクセが少ないため食べやすいです。
一方でマトンは、生後1年以上の羊のことを指しますが、匂いやクセは強くなり、コクのある味わいになります。
私のように羊肉を食べたことがない方は、ラム肉から食べてみると良いですね。
そこでラム肉の冷凍・解凍方法やどんな栄養素が含まれているのかご紹介しながら、お家でもできる簡単レシピもまとめて調べてみました。
ラム肉の冷凍と解凍方法
まとめ買いをした際に行う冷凍保存は便利ですよね。
実はラム肉の場合、使う用途によって方法が異なることがあります。
正しく行うことで、冷凍後も美味しさが保たれたまま食べることが可能です。
そんなラム肉の冷凍・解凍方法を用途別にご紹介します。
ジンギスカン・バーベキュー用
冷凍方法
袋やラップに空気を入れないように包みます。
隙間なく包む際に、強く押してしまうとドリップが出てしまうこともあるので、注意が必要です。
その後は、チャック付きの保存袋に閉まって冷凍庫へ入れます。
解凍方法
夕飯に使用する日の朝に冷蔵庫へ移して解凍をするか、氷水解凍という水温を0度にした水へつける解凍方法があります。
または、肉同士がくっついていなければ、そのまま加熱調理をすることもできます。
煮込み・ロースト用
冷凍方法
煮込みは汁と一緒に袋に入れて冷凍が可能です。
汁が漏れてしまわないように、袋を二重にしましょう。
ローストはしっかりと空気を抜いて、ラップか袋に包みます。
解凍方法
自然解凍か時間がない場合は流水解凍をしましょう。
流水の際は、水が肉に触れないように注意してください。
電子レンジでの解凍は早くできますが、場所によって熱が伝わり過ぎて火が通ってしまうこともあります。
そうすると、味の質が落ちたり、食感が硬くなってしまうためオススメしません。
ラム肉は体に良い?理由を解説!
ラム肉はなぜ体に良いと言われているのかご存じですか。
答えは栄養素がたくさん含まれているからです。
美味しく食べれて健康的になれるのは嬉しいですね。
そこでラム肉に含まれている栄養素を詳しくまとめました。
必須アミノ酸
ラム肉には3つの必須アミノ酸が含まれています。
リシン免疫力を向上させる
メチオニンアレルギーを和らげてくれる
フェニルアラニン食欲を抑制してくれる
必須アミノ酸は体内で合成することができないため、ラム肉を食べることでバランス良く摂取することができます。
不飽和脂肪酸
良い油と言われる不飽和脂肪酸。
本来、魚や植物性の食品に多く含まれています。
血栓予防や血圧を下げてくれたり、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
ビタミン
実は肉には多く含まれていますが、ラム肉にはお肌に良いビタミンが摂取できます。
女性には嬉しい美容効果が期待できますね。
ビタミンB1・ビタミンB2により、栄養素の代謝をサポートしたり、皮脂などを健康に保つことができます。
またビタミンEも含まれていて、細胞を若かえらせる効果や生活習慣病の予防に繋がります。
ラム肉が体に良いと言われるのは、健康的な栄養素がたくさん含まれているからなんですね。
これを機に積極的に摂取したくなりますね。
【栄養満点】ラム肉を使ったレシピ
栄養がたっぷりなラム肉。
家で簡単に作れたら、さらに食べる機会増えますよね。
そこで時短調理可能な、美味しい野菜炒めをご紹介します。
ラム肉ともやしのピリ辛炒め
- ラム肉切り落とし 200g
- ニンニク 小さじ1/2
- 塩胡椒 少々
- もやし 1袋
- 長ネギ 大さじ1/2
- 醤油 大さじ1と1/2
- 砂糖 小さじ1
- 唐辛子 少々
作り方
1.ラム肉を食べやすい大きさに切って、ニンニクと塩胡椒をもみ込む。
2.長ネギを斜め薄切りにする。
3.フライパンにごま油を入れて中火でラム肉を4分ほど炒める。
4.もやしと長ネギを加えて全体的に火を通したら、醤油・砂糖・唐辛子を入れ炒めたら完成。
今回はすぐに短時間で作れる野菜炒めでしたが、他にもカレーや生姜焼きなど、普段の肉をラム肉に変えて調理が可能なので、いつも作る料理にも使用できます。
ラム肉のまとめ
今回は子羊のラム肉についてご紹介をしていきました。
解凍方法
- ジンギスカン・バーベキュー用袋やラップで包んでチャック付き保存袋に入れる。
- 煮込み・ロースト用汁がある場合は袋に一緒に入れて、空気は抜いておく。
冷凍方法
- ジンギスカン・バーベキュー用冷蔵庫解凍か氷水解凍。凍ったまま焼くことも可能。
- 煮込み・ロースト用自然解凍か流水解凍。
ラム肉の栄養素
- 必須アミノ酸
- 不飽和脂肪酸
- ビタミン
家でもできるラム肉を使った料理
ラム肉ともやしのピリ辛炒めラム肉を先に炒め、もやしと長ネギを入れて全体に火を通す。
他にもカレーや生姜焼きなど、普段の料理の肉をラム肉に変えれば、手軽に食べることができる。
家で食べる馴染みがないせいか、他の肉違って取り扱いが難しいかと思っていましたが、ラム肉の冷凍・解凍方法は簡単なことがわかりました。
用途別に方法は異なりますが、ジンギスカン・バーベキュー用なら冷凍したまま焼くことが可能なので、忙しい日でも調理時間を短くすることができます。
美味しい上に栄養豊富なので免疫力の向上に繋がり、健康思考な方にはピッタリですね。
さらにラム肉はクセが少ない為、お家でも取り扱いやすいのでいつもの料理にぜひ試してみてください。