ラム肉のデメリットってあるの?調理時の注意点とお勧めの料理は?

ラム肉とは、皆さんご存じの通り羊のお肉のことですが、実際に食べたり調理したことはありますか。

牛、豚、鶏肉と比べて家庭での使用頻度は低く、知っているようで実はよく知らないお肉なのではないでしょうか。

今回は知っているようで知らないラム肉について学んでいきましょう。

ラム肉の特徴やメリット、デメリットの他にも、調理時の注意点お勧め料理について詳しく調べてきました。

最後まで読めば、あなたも今日からラム肉博士になれちゃいます。

 

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ラム肉ってどんな肉?ラム=羊肉ではない?

まずは基本のラム肉についての情報です。

大まかに分類するとラム肉とは羊のお肉のことを言いますが、実はすべての羊の肉をラムというわけではありません。

生後1年未満の仔羊の肉ラム肉といい、それ以外の羊の肉はマトンといいます。

ラム肉の特徴

肉の色は淡いピンク色をしており、肉質は柔らかく栄養も豊富なため、ダイエットなどにもお勧めできます。

マトンと比べて羊の風味は少ないものの、羊肉特有の癖も少ないので羊肉を食べ慣れない方でも食べやすいお肉です。

西洋では古くから高級食材として愛されていましたが、現在は国内でもよく見かけるお肉となっていますね。

含まれる栄養素

ラム肉には多くの栄養素が含まれており、カロリーも低く、肉質も柔らかいため、積極的に取り入れていきたい食材です。

ラム肉に入っている栄養素のうち、主な三つを紹介します。

まず一つ目は必須アミノ酸です。

免疫力をアップさせるリシン、アレルギーを和らげるメチオニン、食欲を抑えてくれるフェニルアラニンなどが含まれています。

二つ目は、不飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は動脈硬化や血栓を予防したり、血圧を下げたり悪玉コレステロールを減らす作用があります。

三つめは、ビタミンです。

ラム肉に含まれるビタミンは、ビタミンB1、B2、Eです。

ビタミンB1、B2は代謝のサポートや、皮膚や粘膜を正常に保つ作用があります。

ビタミンEには細胞を若返らせたり血管の老化を防止したり、生活習慣病の予防効果もありますよ。

どれも嬉しい効果や作用ばっかりね!

つまり、僕にもお母さんにも必要なお肉ってことだよね!

ラム肉を食べるメリット

栄養素の紹介をしたので、大体の予想はついているかもしれませんが、ラム肉を食べるメリットは大アリです。

ざっと挙げただけでも、コレステロールを下げたり、血栓予防、免疫アップだなんて、いいことしかないですよね。

しかも、ラム肉の効果はそれだけではありません。

ラム肉には脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンという成分も含まれているので、ダイエットや体質改善をしたい方にもおすすめなんです。

なんてすばらしい食材なんでしょう。

Twitterでもみんなダイエット食としてラム肉を紹介しています。

ダイエットにはラム肉、というのはもはや常識なのかもしれませんね。

お母さん、今すぐラム肉を買ってくるわ!

 

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ラム肉のデメリットってあるの?調理時の注意点って何?

前の項目では、ラム肉についてを詳しく紹介しました。

でも、こんなにメリットばっかりではなく、デメリットもあるんじゃないの、そう思いますよね。

私は疑り深いので、メリットだけでなくデメリットについても調べてきましたよ。

匂いが独特?臭い?

よく、羊肉は臭い、という話を聞きますよね。

それはおそらく、今よりも保存状況がよくなかった昔の話です。

今現在スーパーで売られているのは、業者さんが加工して適切な処理がされたお肉です。

臭みなども感じにくいですし、マトンに比べても羊の独特の風味も抑えられているので、まずは一度試してみてください。

その際、脂は除去したほうが臭みは感じにくくなるので是非試してみてください。

それでもやはり羊の味が気になるようでしたら、ローズマリーなどのハーブや香辛料の使用がお勧めなので、料理については後程ご紹介しますね。

牛・豚・鶏と比べて料理法が少ない?

実は、臭みも少なく肉質も柔らかいので、様々な肉料理をラム肉で置き換えることができます。

ハーブを使った洋風の料理に、鶏肉や豚肉の代わりとして使用したり、香辛料をきかせた味付けの料理に置き換えてみましょう。

唐揚げや、ステーキなど、いつものメニューがラム肉を使うことで一味違った料理として生まれ変わりますよ。

そっか、難しく考えないで、いつもの料理にラムを取り入れればいいのね!

調理時の注意点!食中毒を起こさないためには?

ラム肉は生で食べることができるお肉ではあるのですが、それは新鮮な状態の話です。

一般的にスーパーで手に入れることができるラム肉は時間がたっているものです。

じっくり火を通して生焼けにならないよう注意しましょう。

生のラム肉を食べることによって引き起こされる、特に心配な食中毒は、トキソプラズマ菌による食中毒です。

嘔吐や下痢など通常の食中毒の症状が現れますが、妊婦さんには注意が必要な食中毒です。

妊婦さんがこの食中毒にかかると、胎児に先天性のトキソプラズマ症が起こる可能性があります。

これはラムだけでなくほかのお肉でも起こる可能性がありますので、妊娠中は生や半生のお肉は避けたほうがよいでしょう。

おいしく食べたお肉で食中毒になるなんて絶対嫌だわ!よく火を通して食べましょうね。

 

ラム肉のデメリット解消法まとめ
  • 匂いが気になるなら、ハーブ等で工夫が可能
  • いつもの家庭料理をラム肉に変えて変化を出す
  • 食中毒防止のために中までしっかり火を通す

 

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おいしく食べるには?お勧めの料理は?

まず大前提として、なるべく新鮮そうな色がピンク色でみずみずしいお肉を調達します。

そして、味付けには香辛料やハーブを使います。

香辛料のお勧めは、カレー粉や塩コショウ、七味などスパイシーなものがお勧めです。

ハーブは、ローズマリーやオレガノ、タイムなどを使うとさわやかな味わいになります。

それを踏まえたうえで、お勧めの料理を動画でご紹介します。

ジンギスカン

言わずと知れたラム肉といえば、な料理です。

ジンギスカンとは、羊肉を用いた北海道の郷土料理です。

羊の薄切り肉と野菜を焼き、羊肉から出る肉汁や香りを楽しめます。

臭みを消し独特の風味を生かすため、タレに付け込んだ肉を使うことが多いのですが、そのタレがジンギスカンの肝になります。

市販のタレも販売されていますが、今回は手作りのタレを紹介します。

私は市販のたれの砂糖の甘さがあまり好きではないので、このYouTubeを参考に、実際に手作りジンギスカンのたれを作ってみました。

フルーツや玉ねぎが入っているので、お肉も柔らかくなってとてもお勧めです。

ラム肉の唐揚げ

ラム肉で唐揚げってちょっと珍しく感じますよね。

どちらかというと香草焼きなどのイメージが強いですが、この唐揚げはスパイシーでおいしくて、かつ調理が簡単なのでお勧めです。

薄切り肉を使用して、タコ焼き機で丸く調理するというちょっと変わった調理方法が面白いなと思いました。

この動画では、タコ焼き器を使用していますが、なければフライパンでも調理は可能だと思います。

油が少なくて済むので、ヘルシーかつ経済的でまさに主婦の味方、な一品です。

ほかのお肉や味付けでも活用できるとても面白い調理法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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まとめ

ラム肉って知れば知るほど奥が深いですね。

私も調べているうちにどんどん、ラム肉沼へとズブズブ沈んでいっているような感覚に陥っています。

まとめ
  • 羊肉=ラム肉ではない
  • ラム肉は工夫次第で臭くない
  • ラム肉は取り入れたい栄養素がたっぷり
  • 食中毒には注意が必要なのでよく火を通す
  • 香辛料やハーブを使った料理がお勧め

栄養たっぷりのラム肉で家族みんなで健康になりたいな!

是非皆さんもラム肉を普段の食卓に取り入れて、私と一緒にラム肉沼につかりましょう。

そしてラム肉博士としてラム肉をもっと布教していきましょう。

 

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