ラム肉の焼き方ポイント3つと注意点を紹介!1ランク上のキャンプを!

ラム肉が流行っているって知っていますか。ラム肉といえば、ジンギスカンやラムチョップが有名ですね。

お店で食べておいしさに感動した人も多いと思います。

ただ、お店で食べたことはあっても自分で焼いたことのある方は少ないのではないでしょうか。

ラム肉の調理はどうやるのかしら?牛肉とかと同じように焼いていいのか、気になるわ!

そこで自分で焼いても失敗しない焼き方や注意点をご紹介します。

おいしい焼き方を知って、お家ではもちろん、流行のキャンプでもラム肉を食べてみませんか。

ラム肉を使うと1ランク上のキャンプ料理が楽しめますよ。

また、実はラム肉には素敵なメリットがありました。きっと食べたくなること間違いなしです。

 

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ラム肉のおいしい焼き方は?3つのポイントを紹介!

スーパーでも見かけるようになってきたラム肉。そもそも「ラム」とは、生後一年未満の子羊のお肉のことです。それより大人の羊肉は「マトン」と呼ばれます。

ラムはマトンに比べて、羊特有のクセが少なく肉質も柔らかいと言われています。

ラム肉を焼くとき、3つのポイントがあります。ポイントをおさえて、おいしく焼きましょう。

3つの焼き方ポイント
  1. 常温に戻す
  2. 焼き色は「ローズ色」
  3. 余熱で中まで火を通す

    1.常温に戻す

    焼きムラがでないようにするため、調理する30分前くらいに冷蔵庫から出して常温に戻しましょう。

    2.焼き色は「ローズ色」

    焼き上がりの合図はお肉がローズ色になることです。生のラム肉は濃い赤色で、火を通すことでだんだんとピンクがかった色に変化していきます。

    元々ラム肉には寄生虫の危険性が低いので、レア状態で食べても大丈夫だそうです。

    3.余熱で中まで火を通す

    ラム肉は焼きすぎるとかたくなってしまいます。その為、火を止めた後にお肉をアルミホイルで包み余熱で中まで火を通しましょう。

    焼き立てだと中はまだレア状態ですし、すぐに切ると肉汁が流れ出てしまうので、お肉を落ち着かせましょう。

    ローズ色になったら焼けた合図だね!
    ひと手間を加える時間があるからこそ、お肉を食べる時にワクワクするわね!

     

    ジンギスカンで食べるような薄く切られたラム肉はアルミホイルで包む必要はありません。ただ、早く火が通るので、かたくならないよう気を付けてくださいね

    ジンギスカンはお野菜も一緒に焼くので、焼きすぎないようお野菜の上に避難させておくのも手ですよ。

    ちなみに、ジンギスカン鍋が山型になっている理由を知っていますか。

    ジンギスカンでは中心にお肉おいてを焼き、下にぐるりと野菜を敷き詰めます。そうすると肉汁が下に流れてお野菜にうまみがしみ込んでおいしくなるそうです。

    鍋の形のこだわりがわかるとますます食べたくなりますね。ジンギスカンは北海道が有名ですが全国的にも食べられるようになってきました。

    薄いですし焼くだけなので調理もしやすいですし、タレをつけて食べるので羊肉特有なにおいが気になる方にも向いてます。

     

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    ラム肉の注意点とは?

    ラム肉の保存方法や選び方に注意点がありました。おいしい内に食べるためちょっと気にしてみてくださいね。

    注意点
    1. 劣化しやすい
    2. 空気に触れさせない
    3. 羊独特のにおいは脂身にある
    4. 発色がキレイでドリップが出ていないものを選ぶ

    1.劣化しやすい

    羊肉は劣化しやすいお肉です。劣化すると羊独特のにおいが強まりますので、早めに食べましょう。

    冷蔵庫で保存する際は、開閉による温度変化があるのでドア近くは避けてくださいね。

    2.空気に触れさせない

    空気に触れることで酸化し羊独特のにおいが出ます。空気に触れないようラップなどで密封して保存するのが良いでしょう。

    3.羊独特のにおいは脂にある

    羊独特のにおいは脂の部分に多く集まっています。もし、においが気になる方は脂身が少なく赤身が多い部位を購入しましょう。

    脂身があるお肉でも、脂の部分を切り取ったり、切れ目を入れるだけでも脂が抜けるのでおすすめです。

    また、羊肉を食べる文化のある中東アジアの国などでは、スパイスや香草で味をつけて調理します。さらにおいしくなりますし、殺菌作用のあるスパイスを使用することで衛生面や保存面でも良い点があります。

    4.発色がキレイでドリップが出ていないものを選ぶ

    なるべくおいしそうな発色の良いお肉を選ぶようにしましょう。

    ドリップという赤い汁には栄養分が含まれているので、あまり出ていないものが好ましいです。

    また、くすんでいたり変にテカっているお肉は水分が抜けたお肉なので避けた方がいいでしょう。

    空気に触れないようにすることやドリップが出ていないものを選ぶことは牛肉や豚肉にも共通して言えることなので、馴染みがあるかもしれません。

    羊独特のにおいで敬遠していた方も脂身に集まっているとわかれば、選ぶ肉の部位や脂身の処理を工夫することでチャレンジしやすいですね。

     

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    1ランク上のキャンプにはラム肉料理を!

    ところで、キャンプは好きですか。ソロキャンプ冬キャンプといった言葉もうまれ、流行っていますよね。

    キャンプで食べるご飯、キャンプ飯にもラム肉はおすすめです。

    牛肉や豚肉、鶏肉に飽きてませんか。ラム肉を使って1ランク上のオシャレなキャンプ飯を作ってみませんか。

    おすすめのレシピをご紹介します。

    ラムチョップ

    ラムチョップという肋骨についたお肉を骨付きのまま焼きあげます。キャンプにふさわしい豪快な感じの料理です。

    調理方法
    1. 常温に戻す
    2. ラムチョップの表裏に塩コショウをする
    3. ジップロックにローズマリーなどのハーブとオリーブオイルとおろしにんにくを入れて揉んで混ぜる
    4. ラムチョップを3のジップロックに入れて漬け込む
    5. 炭火や焚火で焼く
    6. 両面に焼き色がついたら火の弱いところに移動させ火を通す

    ラムチョップは家で漬け込んできてもいいですね。下準備を終えておくと、あとは焼くだけなので簡単です。

    シンプルに塩コショウやハーブソルトをかけて焼くだけでもおいしくなります。

    ちなみに、ラム肉は温度が下がるとすぐに脂がかたまるので熱いうちに食べるのがおいしくいただくコツです。

    実際にソロキャンプでラムチョップを焼いている動画がありました。

    自然に囲まれてキャンプをゆっくり楽しみながら骨付きラムチョップをいただく、非日常で贅沢な時間が過ごせそうです。

     

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    3つのメリットで食べたくなること間違いなし!

    キャンプに向いていたり流行っているからというだけじゃない、実はラム肉には食べたくなるメリットがありました。

    気になる3つのメリットを見ていきましょう。

    メリット
    1. 身体をあたためる
    2. 栄養が豊富
    3. 美容やダイエットにも向いている

    1.身体をあたためる

    中国に伝わる薬膳の考えによると、ラム肉は身体をあたためる食材といわれています。

    モンゴルなど寒い国ではメイン食材としてラム肉を食べるのですが、身体をあたためる効果があるためなのでしょうね。

    2.栄養が豊富

    実はラム肉にはタンパク質や脂質のほかにカルシウムや鉄分、ビタミン類といった栄養素が豊富にふくまれています。

    特に鉄分は食肉の中でも非常に豊富です。必須脂肪酸や必須アミノ酸なども入っているのでアスリートにも好まれる食材です。

    3.ダイエットにも向いている

    ラム肉にはタンパク質の「L-カルニチン」が含まれています。これは、ダイエットに向いた代謝の良い身体をつくる手助けをしてくれます。

    また、ラム肉の脂は他の食肉に比べて腸に吸収されにくいので肥満の原因になりにくいと言われています。

    より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

     

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    まとめ

    まとめ

    ラム肉をおいしく焼くポイント3つ
    常温に戻す」「焼き色はローズ色」「余熱で中まで火を通す」

    ラム肉の4つの注意点
    「劣化しやすい」「空気に触れさせない」「羊独特のにおいは脂身にある」「発色がキレイでドリップが出ていないものを選ぶ」

    ラム肉を食べて得られる3つのメリット
    「身体をあたためる」「栄養が豊富」「美容やダイエットにも向いている」

    ラム肉と聞くと、ちょっと独特のにおいが気になったり、かたいイメージがあったかと思います。

    でもにおいが出ないような工夫だったり、かたくならない焼き方を知ったので、もうこわくないですね。今度スーパーでラム肉を見つけたらつい手に取っているかもしれないですよ。

    また、キャンプでもラム肉料理は最適だとわかりました。骨付きのラムチョップでキャンプらしさも楽しみつつおいしくいただきましょう。

    おいしくてメリットもあるラム肉、ぜひ調理にチャレンジしてみてください。

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