鶏肉を安全に低温調理できる温度や時間は?食中毒リスクを防ごう!

ダイエットで大活躍するサラダチキン。

毎日の食事に取り入れたいけど、それだと結構コストが掛かります。

スーパーでお得に買った鶏肉を、サラダチキンに変身させられたらいいと思いませんか。

そこで大活躍するのが、低温調理です。

安心で、正しい低温調理のやり方を知って、タンパク質豊富な鶏肉を毎日の食事に取り入れていきましょう。

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安全な低温調理方法とは?

鶏肉の調理は本当に難しく、しっかりと火を通さなければならないお肉なのに、火を通し過ぎてしまうとすぐパサパサに。

でも、低温調理で調理すれば、鶏肉がパサパサになることなく、旨味をぎゅっと閉じ込めてくれます。

まずは、正しい低温調理のやり方を知りましょう。

正しい方法を知って、安全に鶏肉を食べましょう!

正しい温度と時間を知ろう

鶏肉を正しく低温調理する方法はこちらです。

鶏肉の低温調理方法
  1. 鶏肉に塩を振って、ラップをして冷蔵庫で30分ほど休ませる
  2. 鶏肉の水分を拭き取ってから、ジップロックなどに入れ出来るだけ真空にして密閉する
  3. 加熱したお湯に入れる

お湯の温度に関しては、こちらの表を参考にしてください

出典:https://tokubai.co.jp/

食品安全委員会からは、こんな動画もアップされています

低温調理をする際には、必ず守らなければいけない注意点があります。

これを守らないと、食中毒などになってしまうかもしれません。

低温調理をする際の注意事項テキストが入ります。
  • お肉の見た目で判断せず、正しい調理時間と方法を守る
  • 自己流のアレンジはしない
  • 思ったより時間が掛かるということを知る(63℃では、30分掛かる)
  • 余熱を利用するレシピは、内部の温度が上がらないことがあるのでやめておく
  • 冷蔵保存は3日ほど、冷凍保存は1か月ほどで食べきる

自宅で低温調理出来るのはわかったけど、お湯の温度を一定に保つのはとても大変ね。

お母さんにとってもおススメな調理器があるよ!

おススメの調理器具

ここでは、いくつかおススメの低温調理器をご紹介しますね。

【IRIS OHYAMA】の低温調理器

鶏肉の他にも使えて、収納にも困らない低温調理器です。

実際に使用している人も大満足。

とっても美味しいサラダチキンを堪能していますよ。

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【IRIS OHYAMA】の電気圧力鍋

次にご紹介するのは、低温調理だけではなく様々な料理も作れてしまう、電気圧力鍋です。

スイッチを入れるだけで、あとは勝手に調理してくれる優れモノ。

こちらの調理器具でも、美味しい鶏ハムが堪能できますよ。

どちらの調理器具も、使い勝手が良さそう!
安全な低温調理をするために、是非購入したいわ!

 

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とっても怖い食中毒!

低温調理で調理する際は、食材の中心部が75℃を1分以上保てれば、食中毒の心配はありません

しかし、鶏肉は75℃のお湯で低温調理してしまうと、お肉がパサパサになってしまいます。

そのため、鶏肉は温度を低くし、調理時間を長くしています。

そのルールを守らないと、どんな恐ろしことになってしまうのでしょうか。

食中毒になる菌の種類

鶏肉が十分に加熱されていない場合、どのような菌が残ってしまっているのか知っておきましょう。

鶏肉にいる菌
  • サルモネラ菌
  • カンピロバクター

サルモネラ菌

  • 生肉や生卵にいる菌
  • 60℃15分以上の過熱で死滅
  • 5.2~46.2℃で増殖
  • 8~48時間で、発熱・腹痛・下痢・嘔吐などの症状が現れる

カンピロバクター

  • 生肉にいる菌
  • 75℃1分以上で死滅
  • 30~46℃で増殖
  • 1~7日で、発熱・下痢・倦怠感・嘔吐・頭痛などの症状が現れる
  • 数週間後に、神経系疾患の「ギランバレー症候群」を発症することもある

豆知識:ギランバレー症候群とは

主な原因は、ウイルスや細菌などの感染症。症状としては、手や足、顔面のしびれ、呼吸困難など。点滴やリハビリテーションなどで治療。新しい薬も開発されている。

食中毒になるとどうなるのか

食中毒になる菌の種類の所でもご紹介しましたが、食中毒になってしまうとどのくらい大変なのか知っておきましょう。

実際に鶏肉の生焼けが原因で、食中毒になってしまった方々の体験談です。

こんなにお薬飲まないといけないの…

トイレにこんなに行っていたら、確かに何も出来ないわね。

時には新聞にまで載ってしまうほど食中毒は怖いものです。

低温調理で調理する際は、注意事項を必ず守り生で鶏肉を食べてしまわないように気を付けましょう。

調理方法さえ守っていれば、低温調理は怖くありませんよ!

 

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低温調理で鶏肉を美味しく食べよう

正しい方法さえ守っていれば、とっても美味しい鶏肉をお手軽に食べることが出来ます。

低温調理を使用した鶏肉のレシピをいくつかご紹介しますね。

■鶏モモステーキ 和風ソース■

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  1. 鶏肉を低温調理する
  2. 皮目をフライパンで焼く
  3. 鶏肉を焼いたフライパンで、醤油風味のガーリックソースを作る
  4. 鶏肉を盛り付け、ソースを掛けたら完成

ソースはお好みで、トマト味だったり、少し辛くしてみたり、色々と楽しめそうですね。

低温調理だと柔らかい鶏肉が楽しめますが、皮目を焼くことによって、鶏肉のパリパリ感も味わうことが出来ます

■鶏レバーのオイスターソース煮■

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  1. レバーを下処理し、低温調理をする
  2. 小鍋に調味料を合わせて煮立たせる
  3. レバーと、ソースを絡ませる(火にはかけない)
  4. 小皿に盛って完成

レバーは鉄分が豊富なので、是非とも食卓に並べて欲しい食材の一つです。

低温調理で調理すれば煮すぎてしまう心配もないので、レバーのボソボソとした感じが苦手な人でも美味しく食べることが出来ますよ

 

今までは、煮すぎたり焼き過ぎてしまっていた鶏肉も、低温調理を利用することで、柔らかくジューシーに、そして、ガス代の節約も出来ます。

これからは、お得にゲットした鶏肉を低温調理して、美味しい鶏肉を堪能しましょう。

 

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まとめ

まとめ
  • 鶏肉は正しく低温調理する必要がある
  • 便利な調理器具を使って、手軽に低温調理をしよう
  • 低温調理が正しく行われないと、食中毒になる可能性がある
  • 鶏肉には、サルモネラ菌カンピロバクターという菌がいる
  • 低温調理した鶏肉を使って、ヘルシーでジューシーな料理を楽しもう

鶏肉の低温調理は、確実にお肉に火を通すことが大切になってきます。

自己流や勝手な解釈で低温調理をしてしまうと、食中毒になる可能性があります。

便利な調理器具などを使い、正しく低温調理をし、美味しくてジューシーな鶏肉を楽しんでくださいね。

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