食材には組み合わせによって大きな健康効果を発揮する相性の良し悪しがあります。牛肉もその例に漏れず、相性の良い食材が沢山あります。
私は美味しさの相性ばかりを気にして食材を選んでいましたが、どうせなら美味しくて健康的な相性の良い食材を選びたいと思い、今回牛肉と相性の良い食材と、どんな健康効果が期待できるのか調査してみました。
牛肉と相性の良い食材から、健康効果、そしてダイエット向きの部位まで全てご紹介いたしますので、気になった方は是非ご覧になってみてください。
この記事を読み終える頃には牛肉と相性の良い食材や効果が分かるようになり、効率良く健康的な体作りできるようになりますよ。
牛肉の食材相性と健康効果
牛肉は他の食材と組み合わせることで体を助ける色々な健康効果を発揮します。ここでは相性の良い食材がどんな健康効果を発揮してくれるのかご紹介しますので、一緒にみていきましょう。
太字の食材は組み合わせやすいオススメの食材です。
牛肉と相性の良い食材と健康効果一覧
牛肉と相性の良い食材 | 健康効果 |
ニンニク トマト カキ シジミ |
疲労回復 体力増強 貧血予防(ニンニク) |
ジャガイモ 玉ネギ 白菜 フキ |
胃腸を丈夫にする 貧血予防(ジャガイモ、タマネギ) |
ゴマ 大麦 ナス オリーブオイル |
傷の回復力促進 脳の働きをよくする(ゴマ) |
セロリ キュウリ ウリ チコリ |
利尿作用
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※「食べ合わせ大百科」様より抜粋させていただきました。
牛肉+ニンニク
ニンニクにはアイリンという成分が含まれており、刻んだりつぶしたりすることで、アリシンに変化します。
牛肉に含まれるビタミンB1の吸収をアリシンが手助けすることによって、疲労の回復を促進する効果が期待できるというわけです。つまり、アリシン+ビタミンB1で疲労回復促進ということになります。
また、アリシンには鉄分の吸収を高める効果もあるので、鉄分不足による貧血を予防することも可能です。
牛肉+ジャガイモ
消火器の働きを助ける効果のある牛肉とジャガイモは一緒に食べることによって胃の粘膜を維持してくれます。それにより胃腸を丈夫にする効果が期待できるというわけですね。
ジャガイモは熱に強いビタミンCを含んでいるため、他の食材と一緒に過熱調理することも可能です。ビタミンCには鉄分の吸収を助ける効果もあるため、牛肉と一緒に食べれば貧血の予防効果も期待できます。
牛肉+ゴマ
アルギニンは体内で作ることのできない必須アミノ酸の一つです。牛肉にはこのアルギニンが多く含まれており、アルギニンによって成長ホルモンの分泌が促され、傷の回復力の促進に繋がると言われています。
アルギニンはゴマにも含まれているため、合わせて食べることによってさらなる効果も期待できるというわけです。
また、ゴマにはセサミンとビタミンEも含まれていて、抗酸化作用によって活性酸素を抑える効果があると言われており、脳の働きをよくする効果も期待できます。
牛肉+セロリ
セロリに含まれるカリウムは体内の水分量を調節したり、利尿を促す作用があると言われており、牛肉もカリウムを含むため二つを合わせて食べることで利尿作用が期待できるようです。
また、カリウムの摂取を控えたい場合、牛肉とセロリは茹でこぼし(茹でたあとでゆで汁を捨てる)をすることでカリウムを減らすことができます。
玉ネギ+牛肉なら牛丼がとってもお手軽
牛肉とも相性がよく、貧血予防もできてしまうのが牛丼です。最近では牛丼もネットでお取り寄せが可能なので、気になった方は是非お試しください。ご自宅でお手軽に牛丼が食べられます。
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牛肉をカロリーオフ!グリルで調理
牛肉はグリルで焼くことによってカロリーオフにすることができます。焼き網から余分な脂が落ちることによってカロリーが減るので、少しでもカロリーを減らしたい方やダイエット中の方には適した調理方法です。
また、煮る、茹でると言った調理方法の場合は煮汁を一緒に食べることによって、煮汁に溶けだした水溶性の栄養分も余すことなく摂取できます。
牛肉はダイエットも可能!低カロリーの部位
実は牛肉はダイエットの効果も期待できるのです。ダイエット向きの部位は、もも肉(赤身肉)と肩肉(赤身肉)で、この二つは高タンパク質かつ、脂質が少ないためダイエット向きの部位と言えます。
以下がもも肉(赤身肉)と肩肉(赤身肉)のカロリーとタンパク質になります。
- もも肉(赤身肉) カロリー:127kcal、タンパク質:21.3g
- 肩肉(赤身肉) カロリー:150、タンパク質:20.2g
さらに、牛肉は脂肪の燃焼を促進させる効果が期待できるL-カルチニンも豊富に含んでいるのです。
つまり脂肪を燃焼させ、タンパク質で筋肉量をアップさせることで代謝も上がるため、痩せやすい体づくりが可能となります。
また、ローストビーフも脂質の少ない赤身の部分を使用しているため、ダイエットに向いているようです。
ローストビーフはコンビニでも売っているようで、twitterではこのようなツイートをお見かけました。
ローストビーフサラダ
ローストビーフは調理過程で牛肉の悪質な飽和脂肪酸が溶けて流れ出るので、高タンパク低脂質な食品。
最近ローソンでは低糖質食品を推していて青いマークで糖質の量がひと目でわかります。
ダイエットにどうぞ。 pic.twitter.com/KCe7Cqi9ec— FutureFitnessFood (@futurefitfood) January 28, 2022
ローストビーフはネット注文で簡単にお取り寄せが可能です。気になった方は是非お試しください。
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ダイエットと言えば鶏肉も高タンパク質低カロリーです。こちらの記事で部位ごとに成分を詳しく解説しておりますので、気になった方は是非ご覧になってみてください。
ダイエットやカロリーを抑えた食事にもってこいの鳥肉ですが、実際にはどの部位がどれくらいのカロリーなのかイマイチ…
牛肉単体での健康効果
組み合わせることで様々な効果を発揮する牛肉ですが、単体で食べてどういった効果があるのかも気になるところです。簡単にご紹介いたします。
- 免疫力を高める
- コレステロールを減らす
- 貧血予防
- 疲労回復
- 精神の安定効果
- 美容効果
- 目の健康
- 骨の健康
- ダイエット
これだけ沢山の効果があるわけですから、牛肉単体で見ても栄養成分がとても優秀であることがわかりますね。
記事の前半でご紹介した食材の組み合わせにも疲労回復、貧血予防が含まれていましたが、基本的には牛肉の成分がメインとなって、吸収を高めてくれる他の食材との組み合わせによって相乗効果を発揮するようです。
まとめ
- 牛肉と相性の良い食材は16種類ある
- 牛肉と相性の良い食材で組み合わせ易いオススメは4つ
1.ニンニク
2.ジャガイモ
3.ゴマ
4.セロリ
- 組み合わせによる健康効果は7つある
1.疲労回復
2.体力増強
3.貧血予防
4.胃腸を丈夫にする
5.傷の回復力促進
6.脳の働きをよくする
7.利尿作用
- 牛肉はグリルで調理することでカロリーオフにできる
- ダイエットに適した部位はもも肉(赤身)肩肉(赤身)
- 牛肉単体でも健康効果は9種類もある
さいごに
私は牛丼が大好きなので、牛肉+タマネギにも健康効果があったのはとても嬉しく思います。
食材の組み合わせで様々な健康効果が期待できるであろうことは調査する前から何となく想像はできていましたが、まさかダイエット向きの部位まで存在するとは思いもしませんでした。
調べていく中で気づいたのですが、どうやらコンビニにはダイエットを意識したカロリーオフの製品が豊富にあるようです。パッケージの表に大きくカロリーと糖質が表示してあるものは大体がカロリーオフの製品のようでした。
特にローストビーフは私の好物でもあるので、これからは健康も意識して積極的に食事に取り込んでいきたいと思います。
食事の栄養バランスは健康にはとても重要なことなので、この記事の内容を少しでも活用していただけたら幸いです。
以上となります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。