鶏肉は料理に使いやすく主婦の強い味方です。
「お肉の中で鶏肉が1番好き!」という方も多いのではないでしょうか。
中でも唐揚げは定番中の定番で子供にも大人気です。
そんな鶏肉ですが部位によってそれぞれ違いがあり、使い分けをすることでより鶏肉をより楽しむことができます。
今回は鶏肉の部位について、その特徴をご紹介しようと思います。
鶏肉の部位ごとの特徴ご紹介!
鶏肉はおいしくて料理に重宝するお肉です。
わたしもよく鶏肉を料理に使用しますがいつも鶏モモ肉です。しかし、実は部位ごとにそれぞれ特徴があり使い分けを上手にすることでさらに鶏肉のおいしさを楽しむことができます。
そこで今回は鶏肉の部位ごとの特徴をご紹介します。おすすめの料理や調理方法もご紹介してますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
鶏ムネ肉
鶏ムネ肉は鶏肉の他の部位に比べて脂肪が少なめなのが特徴です。
タンパク質が多く栄養価も満点です。肉質は柔らかくあっさりした味わいを楽しめる部位になっています。
おすすめの食べ方は「チキン南蛮」です。
鶏ムネ肉にはあっさりした味わいを生かすことができる揚げ物料理がおすすめです。チキン南蛮で鶏ムネ肉の美味しさを最大限に楽しみましょう。
鶏モモ肉
モモはよく運動する部位であるため筋肉質で引き締まっているのが特徴です。筋肉質であるためやや硬めではありますが旨味とコクが凝縮されています。
鶏モモ肉といえば唐揚げですが、煮込み料理にも向いています。
煮込むことで適度に柔らかくなり鶏モモ肉のコクと旨味をより感じることができます。
鶏ササミ
最もタンパク質が多い部位です。タンパク質が豊富に含まれているため淡白な味わいが特徴です。
脂肪が少なく柔らかい食感です。ダイエット中にもおすすめできるほど比較的カロリーの低い部位になっています。
蒸し料理によく使用される部位でサラダなんかにも入っていますね。
淡白な味わいはチーズなどの乳製品とも相性が良いです。
ささみのチーズ焼きやサラダを作りたい場合に鶏ササミを入れるだけで一気にボリュームのあるサラダができちゃいます。
手羽先
手羽先はその名の通り鶏の翼の部分のお肉です。
他の部位と違って肉肉しさを楽しむ部位というよりはお肉と皮のバランスが特徴の部位です。脂肪やゼラチンを多く含んでおりスープや揚げ物に適しています。
ジューシーさを求めながら肉と皮を楽しみたいなら手羽餃子がおすすめです。
手羽元
手羽元は肉が最もついているのが特徴の部位です。味わいは鶏ムネ肉に近く、柔らかいためどんな料理にも合う部位です。
炒め物や揚げ物、焼き鳥などにおすすめです。
ヤゲン軟骨
コリコリとした食感が特徴のヤゲン軟骨。ヤゲン軟骨は鶏の胸骨付近にある柔らかい骨です。
ヤゲン軟骨を挽いてつくねの中に入れればコリコリとした食感を楽しめますね。噛んでいるうちに味が滲み出てきてとても美味しいです。
軟骨つくねのように細かくしてお肉の中に入れるのも良いですが挽かずにそのまま食べるのもコリコリして美味しいです。
カレーなどの濃い味調味料で味付けしたヤゲン軟骨はお酒のつまみにピッタリです。
レバー(肝臓)
レバー(肝臓)は栄養が豊富に含まれているのが特徴です。ビタミンAや鉄分を多く含み、ビタミンAは皮膚の健康を保つ効果があり正常な免疫機能を維持します。また、鉄分は美容に効果的で体に必要不可欠なヘモグロビンの生成に役立っています。
内蔵ですのでくさみを取ってから調理します。
塩で揉んだり牛乳に漬けることでくさみを取り除きます。
濃い味付けをしたり香味野菜などで香りをつけたりして焼いたり、炒めたりすることでとても美味しくいただくことができます。
鶏肉の部位を使い分けよう!
鶏肉の部位の特徴についてご紹介しました。
ここでは鶏肉の部位の使い分けについてご紹介します。
定番料理に使うなら?
定番料理に使えて幅広く活躍できるのは「鶏ムネ肉」「鶏モモ肉」「手羽元」です。
特徴は他の部位に比べお肉の割合が多い点です。肉質がしっかりしているので煮たり、焼いたり、炒めてりと幅広い調理方法が可能です。味付け次第でお肉の旨味を感じながらバリーエーション豊かな味を楽しめます。
ダイエット向きなのは?
ダイエット中に鶏肉を食べるのであれば「鶏ムネ肉」「ササミ」がおすすめです。
鶏ムネ肉もササミも脂肪が少なくタンパク質が豊富です。カロリーが低く食事制限中には嬉しいですね。
中でもささみはサラダとの相性も良くボリューミーなサラダを食べたいときにササミを入れれば大満足です。
また、「鶏モモ肉」も皮無しであれば脂肪を多少は取り除くことができます。
皮付き鶏モモ肉は100gあたり約200kcalですが皮なし鶏モモ肉は約116kcalです。
冒険するなら?
鶏肉のメニューを広げたいと思ったら「手羽先」「ヤゲン軟骨」「レバー」がおすすめです。
手羽先はお肉の部分だけでなく皮を楽しむことができる部位になっています。
調理方法は定番お肉と変わらず揚げ物や焼き物に使えるのでいつもと違う食感を楽しむなら「手羽先」です。
「ヤゲン軟骨」や「レバー」は普段お店に行った時に食べることが多いかと思いますが、意外と手軽におうちでも料理できるので挑戦してみてくださいね。
鶏肉の部位の特徴まとめ
今回は鶏肉の「部位の特徴」についてご紹介しました。
鶏ムネ肉:脂肪が少なくタンパク質が多い
鶏モモ肉:筋肉質で旨味とコクが凝縮されている
鶏ササミ:最もタンパク質が多く脂肪が少ないためダイエット中に向いている
手羽先:お肉と皮のバランスが抜群
手羽元:柔らかく料理に使いやすい
ヤゲン軟骨:コリコリ食感がたまらない
レバー(肝臓):栄養が豊富
鶏肉の部位は場面に応じて使い分けることで様々な味わいを楽しめます。
ヤゲン軟骨は「軟骨つくね」で食べることが多かったですが濃い味付けでヤゲン軟骨の炒め物も美味しそうだなと感じました。
お酒と一緒に楽しみたいですね。
皆さんも部位ごとに調理方法を変えて鶏肉をより楽しんでくださいね。