鹿肉には、意外と知らない美容と健康に効果があると知っていましたか。
最近では、女性中心に鹿肉が人気が出始めており、栄養素が豊富に含まれているのです。
ジビエ料理を食べた事ない人は、少し抵抗あるかもしれませんが、鹿肉に含まれる栄養素を知れば、食べてみようなんて思えるようになるかもしれませんよ。
今回は、「鹿肉」についてどんな効果があり、身体に良いのか追及していこうと思います。
鹿肉にはどんな美容効果がある?!
鹿肉にはどんな美容効果があるのか気になりますよね。
鹿肉には美容に欠かせないビタミンB群やアミノ酸、DHAが含まれており、高たんぱくでヘルシーな食材です。
【ビタミンB群】
- ビタミンB2・・・発育促進や細胞の再生を手助けする
- ビタミンB6・・・免疫機能の向上効果が見込める
- ビタミンB12 ・・・ヘモグロビンの生成を手助けする
ビタミンB群が豊富でバランスよく鹿肉には含まれていることがわかります。
鹿肉はビタミンB群やミネラル、たんぱく質などの栄養を豊富に含んでいるみたい
免疫力アップ
疲労回復高血圧の予防貧血の予防
目の健康維持
老化防止
美肌効果
などの健康効果がある健康にいい食材みたい#ダイエット #美容 #鹿肉 pic.twitter.com/m3m3jCVFxR— la Seine (@laSeine17) March 31, 2021
ビタミンB群を摂取することで、美容にも効果があり疲労回復効果も見込めるので、豊富に含んでいる鹿肉は美容効果や健康面が気になる方にはおすすめですよ。
【アミノ酸】
鹿肉は牛よりもアミノ酸も豊富で、アセチルニチンが注目を集めておりストレスの緩和効果や脳機能向上、疲労を軽減する効果があると注目が集まっています。
アミノ酸は、含まれるアミノ酸に違があり、地域によっても異なってきます。
鹿肉には、カルノシンやアンセリンと呼ばれるアミノ酸・タウリンも含まれているのです。
四国地域では、鹿に含まれてるタウリンの量が豊富に含まれており、九州の南部地方では、カルノシンやアンセリンが多く含まれていることから、地域によっても含まれる栄養素が変化あります。
【DHA】
青魚に多く含まれるという、DHAは記憶をつかさどる海馬に約5%の2倍ものDHAが存在しています。
網膜にもDHAが含まれていたりと、人の身体でとても大切な部分を多く担っています。
DHAの効果として
- 血液をさらさらにする
- 血管の老化を予防
- コレステロール値の安定
- アレルギーの予防
- 視力回復
などの効果が期待できるようです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれている多価不飽和脂肪酸で、体内ではEPA(エイコサペンタエン酸)からつくられ、脳や神経組織の機能を高める働きがあります。
特に豊富に含んでいるのはサンマや鯖(さば)といった青魚が有名ですが、実は鹿肉にも多く含まれています。
【鉄分も豊富】
女性には特に欠かせいのが鉄分で、人間の血液(赤血球)をつくってくれる大切な存在です。
- ヘム鉄・・・お肉から摂取できる
- 非ヘム鉄・・・野菜から摂取できる
非ヘム鉄を摂取して体内に吸収されるのは、2~5%ととても少ないのですが、ヘム鉄の吸収率は15%以上の吸収率がみこめます。
食事に含まれているヘム鉄と非ヘム鉄の割合や、吸収を高める他の栄養素の含有量、体内の鉄分の貯蔵状態によって違ってきますが、鉄分の吸収率はだいたい15%程度になると見積もられています。
摂取する食品によっても体内に吸収される率というのに違いがある様ですね。
鉄分が不足してしまうと、身体への不調・眠気・貧血・息切れ・頭痛の原因や疲れを感じやすくなってしまうので、身体にはとても大切な栄養素でもあります。
【カリウム】
人の体には必要な要素で、高血圧の防止・筋肉の収縮スムーズに行う事ができたり、肝臓などの老廃物を排出する手助けをしてくれる役目を持っています。
人体には、老廃物の排出は大切な役割で、カリウムが不足してしまうと身体にもよくない影響を与えてしまう可能性があるので、しっかりと補う事を意識したいところですよね。
カリウム摂取量の目安は成人の場合、男女ともに3,510mg/日の摂取が必要とされています。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の予防を目的とした成人1人1日当たりのカリウム摂取の目標量を、男性3,000mg以上、女性2,600mg以上としています。また、2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、男女とも3,510mg/日を推奨しています。
出典:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
そんなカリウムは豚肉や牛肉であれば100gあたり250㎎~290㎎含まれているのに対して、鹿肉には100gあたり350㎎と、豊富に含まれていることがわかります。
鹿肉は、たくさんの栄養素を豊富に含んでいるので注目を集めている食材です。
ちなみに鹿肉は馬肉と栄養素が酷似していて、非常に優秀な食材ですね😊
ビタミンB群、カリウム、不飽和脂肪酸も多く含まれる。資質もかなり低い。馬肉、鯨肉、鹿肉は簡単に手に入らないけど機会が有れば食べたいですね✨ pic.twitter.com/WnlUAgthyF
— R y φ / SW (@kotsubu73958047) August 12, 2021
しかにくに含まれる身体に良い栄養素とは??
鹿は、牛・豚・イノシシに比べて栄養素がバランスよく含まれています。
牛肉 | 豚肉 | イノシシ肉 | 鹿肉 | |
カロリー | 235 | 201 | 249 | 126 |
脂質 | 18.7 | 14.6 | 19.8 | 5.2 |
たんぱく質 | 19.2 | 18.5 | 18.8 | 22.6 |
鉄 | 2.5 | 0.5 | 2.5 | 3.1 |
ビタミンB1 | 0.09 | 0.66 | 0.24 | 0.21 |
ビタミンB6 | 0.34 | 0.32 | 0.35 | 0.54 |
ビタミンB12 | 1.2 | 0.4 | 1.7 | 0.6 |
※栄養比較100g当たり2020年度文部科学省食品成分参照
他のお肉と比較しても鹿肉は栄養バランスが良いことがわりますよね。
鹿肉は鉄分が1.7倍で脂肪分とカロリーが1/5というとても栄養価が高い食材なんです。
カロリーが高くないのでヘルシーで栄養価もしっかり取れるのでダイエットや健康面で気になる人にはぜひ鹿野ジビエ料理を食べていただきたいですね。
鹿肉のおすすめ部位は??
鹿肉のおすすめの部位は、どこのお肉になるのでしょうか。
ステーキで楽しむなら背ロースやバラ肉がおすすめなのですが、牛肉に似ているので部位ごとによって調理方法を変えると、鹿肉をさらに楽しめますよ。
鹿の背ロースはきめが細かいお肉で脂質がほとんどなくジューシーな味わえるのが赤身となっています。
バラ肉は、骨付きで販売されていることが多いお肉で、適度な脂肪と柔らかい肉質が特徴なのですが、脂肪分には少し癖がある様に感じるので、鹿肉を食べなれてる方にはいいかもしれないですね。
鹿肉ステーキ🦌
疲れた身体に持ってこい♡#鹿肉ステーキ #ジビエ料理#薬膳 pic.twitter.com/GAl0UhoGJZ— 松本 裕美💫癒しフォトグラファー (@goldwanko7777) March 8, 2022
鹿肉で扱いやすいのがもも肉で、脂肪分ががなく柔らかい肉質で、和洋中にも使えます。
炒め物や、煮物、煮込み料理と幅広く調理に使えるので万能な部位で、繊維質が細かいのでローストにしても美味しく食べられるんです。
今は通販サイトでも、鹿肉を取り扱っているので試しに食べる事ができるようにもなっています。
煮込み料理に向いているスネ肉が煮込み料理に向いておりか、カレーやシチューに使うのもおすすめな部位なので、スネ肉は少し硬めの肉質なので、煮込む事で柔らかい食感に仕上げることができます。
スネ肉は、和風で味付けしたり、中華風に仕上げるとおいしく食べられますよ。
お昼は”カラメルスパイシー鹿肉うどん🦌”を求めて安曇野市「こうちゃんうどん」さん@kochan_ud_ON へ🚙
以前逃したモツ煮版が鹿肉で再登場!チャンス到来です♪
柔らか〜い鹿肉+穏やかなカラメルの甘味を纏ったスープ…見事な組み合わせに脱帽‼︎ カレー風味の後茶漬けもなるほど納得!でした😋👍 pic.twitter.com/o84XAtSUSc— ぶいすと1036 (@Vstrom1036) March 6, 2022
他にも料理方法は様々で、ハンバーグや鹿カツにしても美味しく食べられますよ。
まとめ
- 鹿肉はカロリーが低くダイエット向き
- 栄養価が高い
- 人体に必要な成分が多く含まれている
- 牛肉に近くいろいろな料理を楽しめる
鹿肉はジビエ料理として親しまれており、栄養価が高いことから美容や健康にも効果がある食材として注目を浴びています。
近年では、特に女性を中心に人気を高めている様です。
少し癖のある鹿肉は、食べた事がない人には少し抵抗があるかもしれませんが部位を選んで食べる事でおいしく食べる事ができると思います。
ネット通販でも購入が可能でになっているので気になる方は是非食べてみてください。
私も、こんなにも栄養価が高いと知らなかったので一度購入しして食べてみようと思います。