ラム肉といえば、ラムチョップでしょうか。それともスペアリブでしょうか。
どの部位もとっても美味しいですよね。
最近ではスーパーなどでも手軽に買えるようになり、お家で調理にチャレンジされている人も多いのではないでしょうか。
私も何度かチャレンジしましたが、なかなか難しいですよね。
ラム肉はマトンよりも肉質は柔らかく、臭みも少ないと言われていますが、調理をするとなぜか硬くてにおいが気になるようになるんですよね。
調理の仕方さえ知れば、誰でも美味しく食べる事ができるんです。是非、試して美味しいラム肉を楽しみましょう。
ラム肉の美味しい食べ方
ラム肉を買ったのはいいけど、焼き加減が分からない。臭みが気になる。など、いきなり大きな壁がそびえたっていますね。
簡単に臭みを取る事ができ、絶妙な焼き加減を誰でも分かるようにご紹介していきたいと思います。
ラム肉の臭みを消す方法
ラム肉の臭みの原因は、ラム肉は他の肉より不飽和脂肪酸が多く含まれています。
その為、脂が酸化しやすく、独特の臭みが発生してしまうそうです。焼く前に脂肪部分に切り込みを入れ、余分な油を逃がしましょう。
切り込みを入れる以外にもローズマリーというハーブを使うのもオススメです。
ローズマリーはステーキなどの焼くお料理にぴったりです。
使い方は、ラム肉を焼く時に一緒に焼くだけで大丈夫です。(※ドライローズマリーでもOK)
煮込み料理にはローリエ(ローレル)と言う葉っぱのスパイスがオススメです。
こちらも煮込む時に一緒に入れるだけで大丈夫です。出来上がったお料理に紛れているので間違えて食べないようにだけ気をつけてくださいね。
ラム肉が固くならない方法
ラム肉は繊維質なので、火を入れすぎると固くなってしまいます。調理前に常温に戻しましょう。
常温に戻す事で、熱が通りやすくなり、焼きムラができにくくなります。
いい焼き加減はピンク色です。厚みのあるラム肉の場合は指で押すと弾力を感じるくらいがベストです。
ラム肉がいい感じに焼けたら最後にアルミホイルに包み寝かせ、予熱でしっかり火を通しましょう。
寝かせる事で、うまみ成分たっぷりのドリップも閉じ込める事ができるんです。
出来上がったラム肉を切る時は筋を切るように包丁を入れると柔らかく感じるそうですよ。筋と同じ向きに切ってしまうとどんなに高いお肉もゴムのような食感になるらしいので気を付けましょう。
- 脂肪部分に切り込みをいれる。
- ローズマリーやローリエなどを使う。
焼き方編
- 常温に戻す。
- 焼き加減はピンク色・厚みがある場合は、弾力を感じるくらい。
- アルミホイルで包み予熱で火を通す。
- 筋を切るように包丁をいれる。
この6つのポイントは実は、ステーキにも使えるので試してみてはいかがでしょうか。
ラム肉の美味しい部位
ラム肉の美味しい食べ方が知れた次は、手に入りやすく美味しいオススメの部位です。
1.ラムチョップ
ラム肉といえばラムチョップが浮かぶのではないでしょうか。骨付きリブロースを骨1本ごとに切り分けた肉の事ですね。始めて食べたラム肉がラムチョップの方も多いのではないでしょうか。
肉厚な部位ですので焼き加減は指で押すと弾力を感じる位がベストです。
2.もも肉
タンパク質が多くあっさりとした赤身肉です。ジンギスカンやステーキ、ローストなどにオススメです。
3.カタ肉
筋と脂肪が多い硬い肉です。脂肪が多いという事は、匂いが他の部位に比べて強いです。臭みとりをしカレーやシチューなどの煮込み料理にオススメです。
4.バラ肉
薄切りになっている為、炒め物に最適です。
目的に合った部位を選んで美味しく食べたいですね。
ラム肉の美味しいレシピ
ラム肉の美味しいレシピですが、いろいろありますよね。
焼くコツが分かりやすいレシピをご紹介します。
1.ラムチョップステーキ
難しそうなラムチョップのステーキですが、とても分かりやすく解説されています。
ご馳走料理にチャレンジしてみたいですね。
- 後ろの脂から焼いていく
- フライパンを熱してから焼く
- 火力は中火
- 脂で表面がカリッとするまで焼く
- 5分蒸し焼き、火を止めて1分蒸す
2.ラム肉のステーキ
こちらはラム肉のステーキの焼き方ですが、一番美味しい焼き加減と言われているロゼ色に仕上げるのは難しいですよね。
焼きが足りなくても追加での焼き方も説明されているので、失敗を恐れずに少しづつ火を入れて様子を見ながら焼くのがいいようですね。
3.ラム肉のトマト煮込み
切って煮込むだけで美味しいラム肉料理が食べれますね。
お料理に自信がなくても手軽に挑戦できるレシピなので是非、試してみてください。
まとめ
臭みや硬いイメージのあるラム肉ですが、ポイントを抑えれば自宅で美味しく食べれるんですね。
私もラム肉は何度かチャレンジしていたのですが、どうしてもお店のように上手には焼けず諦めていましたが、ポイントを抑えれば美味しく焼く事ができました。
- 脂身に切れ目をいれる。
- ラム肉を常温に戻す。
- 予熱で火を通す。
が本当に大切なポイントになります。
特別な調理器具なども必要ないので、おうち時間が多いこの時期に是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。