離乳食の豚肉!初めては赤身?いつから?下茹で方法やレシピを紹介!

赤ちゃんを育てていると、離乳食初めて食べさせる食べ物の時期や取り扱い、調理法が気になりますよね。

食卓で大活躍の豚肉ですが、赤ちゃんにも早く食べられるようになって欲しいものです。

しかし、私自身も二児の母ですが自分の赤ちゃんに初めて食べるものを出すとき、食べてくれたときの喜びも大きい反面、「アレルギーはないだろうか」、「食べて具合が悪くなったらかわいそう」ととても心配でした。

今回は、豚肉を離乳食で食べさせる、時期、注意点、下茹で、保存方法、レシピなどについてまとめました。

万全の状態で、豚肉を赤ちゃんに美味しく食べてもらいましょう。

 

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豚肉の栄養と離乳食で初めて食べさせる時期・注意点

豚肉は、大人の食卓で活躍するだけでなく、赤ちゃんにもぜひ摂って欲しい食べ物です。

身体を作る良質のたんぱく質で、疲労回復に役立つビタミンB群や赤血球を作る鉄分が豊富。

ミルクから栄養をとる時期が終わって、ぐんぐん大きく育って欲しい赤ちゃんにはメインのおかずで出すのにぴったりです。

また、赤ちゃんは生後6か月から鉄欠乏になりやすいので、栄養面でも最適と言えます。

豚肉の離乳食の進め方

離乳食後期・生後9~11か月食べさせなくても良い。
食べさせる場合は、赤身をペーストにするなどの工夫をして与える。

離乳食完了期・生後11~1歳6か月食べさせて良い。
豚肉は肉質がしっかりしているので、鶏肉に慣れてきた後赤身を刻んだものから挑戦する。

豚肉を食べさせていいのは離乳食後期以降の、歯茎で物をつぶせる時期からですね。

離乳食中期以前の赤ちゃんは消化器官が未熟なので食べさせないようにしましょう。

特に注意しなくてはならないのは、豚肉アレルギー表示品目27のうちの1つということです。

初めて赤ちゃんに与えるときは、以下の条件で挑戦してください。

  • 赤ちゃんの体調の良い日
  • 午前中の病院が開いているタイミング
  • 量は小さじ1杯(約5g)から

また、メニューの中に他には初めて与える食べ物がないか、チェックしてからにしましょう。

万が一、アレルギー反応が出たときに、どの食べ物に反応しているのかわかるようにするためです。

 

お肉デビューは慎重に行われています。

だからこそ、無事デビューできた時の喜びもひとしおですね。

病院の開いている平日の午前中、と気にしながら離乳食を進めていたのを思い出します。

今ではお肉をもりもり食べている僕も、最初はたった一口からだったんだね。


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離乳食に適した豚肉の部位・下茹で

赤ちゃんは脂肪分が多いものは食べられません。

また、お肉は脂肪から酸化し悪くなるので、初めて与えるときは赤身のひき肉や、赤身の薄切りを刻んで使用します。

適した部位は、ヒレ肉やモモ肉の脂肪の少ない赤身です。

赤身に慣れてきたら、ヒレ→モモ→ロースの順で食べさせましょう。

脂身のついたお肉しか手に入らない時は、脂肪を切り落としてください

ここでは豚肉を初めて離乳食で使う時下茹での方法をお伝えします。

豚肉の下茹で方法
  1. 脂身の個所を切り落とす。
  2. 片栗粉を軽くまぶす。
  3. 沸騰した湯の中に豚肉を入れて、色が白くなって火が通ったのを確認したら引き上げる。
  4. 食べやすい大きさに刻んで完了。

片栗粉をまぶすことで、肉が柔らかくなり食べやすくなります。

離乳食完了期(生後1歳~)以降は消化器官も発達するので、赤ちゃんが豚肉に慣れていれば下茹では必要ないかもしれません。

最初の数か月のことなので、少し手間ですが赤ちゃんが安全に豚肉を食べられるようにサポートしましょう。

 

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離乳食に使う豚肉の保存方法

離乳食で使う豚肉の保存は、冷凍で行ってください。

・下処理した豚肉は小分けの容器に入れて冷凍庫に入れて、二週間以内に使い切るようにしましょう

・生の場合は、豚肉の水分をふき取り、離乳食で使う一回分に切り分けラップにくるみ密閉してください。

生の豚肉を冷凍保存して離乳食に使う時の保存期間は一週間くらいです。

解凍するときは、冷蔵庫にうつして解凍か、時間がない時はボウルを下に置き、肉に流水を当てて解凍してください。

冷凍保存することで菌の繁殖を防ぎ、豚肉の安全性を確保することができます。

 

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安心安全な豚肉離乳食レシピ

具体的にどんなメニューで出したらいいのか、レシピを紹介します。

簡単!豚肉入り野菜たっぷりスープ

まずは簡単なメニューから作って、初めての豚肉へのハードルを下げましょう。

豚肉入り野菜スープ

<材料>
玉ねぎ:8分の1
にんじん:3㎝
キャベツ:50g
下処理した豚肉:50g
ベビー用コンソメ:小さじ2杯
水:350ml

  1. 少量の油(分量外)で豚肉を炒める。
  2. みじん切りした玉ねぎを、透明になるまで豚肉と一緒に炒める。
  3. 水と、みじん切りにしたにんじんとキャベツを入れる。
  4. 野菜が柔らかくなるまで煮込む。
  5. コンソメを入れる。
  6. 一旦火を止めて、水溶き片栗粉をだまにならないように混ぜながら入れてできあがり。

初めての豚肉はとろみをつけて飲み込みやすくしたスープに入れてあげると食べやすいでしょう。

おうどんやおそうめんを入れても良いですね。

豚肉と豆腐のハンバーグ

豚肉に慣れてきたらメインのおかず出してあげましょう。

豚肉と豆腐のハンバーグ

<材料・小さめ10個分>
豚ひき肉:200g
豆腐:150g(たいていの場合、一丁の半分)
片栗粉:大さじ2杯
ピーマン・にんじん・玉ねぎなど野菜:適量

  1. 野菜をすべてみじん切りにする。
  2. ボールにみじん切りにした野菜、豆腐、豚ひき肉、片栗粉をすべて入れて混ぜる。
  3. 油(分量外)を敷いたフライパンに、小判型にして並べる。スプーンでやるとやりやすい。
  4. 弱火で焼く。焼き色がついたら裏返す。
  5. しっかり火が通ったらできあがり。

満足感もあって、赤ちゃんも好みやすいメニューです。

お子さんが苦手な野菜をみじん切りして混ぜ込んで食べてもらうこともできます。

手づかみ食べに!豚お好み焼き

食べ物に対して好奇心旺盛な手づかみ食べの時期は、お野菜も取れるお好み焼きも良いですね。

お好み焼き

<材料>
キャベツ:4枚
豚肉(下茹でした豚肉、またはひき肉):大さじ2杯
小麦粉:大さじ2杯
卵:一個
しょう油:少々
(あれば)青のり:ひとつまみ

  1. キャベツはみじん切りにして、材料をすべてボウルに入れる。
  2. 菜箸やスプーンなどで混ぜる。
  3. フライパンに油(分量外)をしき、直径3センチほどのつかみやすい大きさにお好み焼きの種を広げる。
  4. 焼き色がついたら裏返す。
  5. フライパンに少量の水(分量外)を入れて、蓋をして蒸し焼きにしてできあがり

蒸し焼きにすることで、しっかり火が通って安全にふっくらと仕上がります。

ラップにくるみ冷凍保存もできますし、持ち運びしやすく外でのおやつにも便利です。

時短をしたいママは、離乳食後期から大人と同じメニューも試しましょう。

具体的な味付けの違い取り分けるタイミングがよくわかる動画をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

肉じゃが、豚汁味付けの途中で取り分けることで大人と同じタイミングで調理できます。

徐々に豚肉を食べさせられるレパートリーが増えていくと赤ちゃんもママも嬉しいですね。

 

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まとめ

栄養面でも、赤ちゃんにぜひとって欲しい豚肉。以下のような点に気を付けて食べさせてあげましょう。

  • 豚肉を初めての離乳食で食べさせるのは生後11か月以降が好ましい。
  • 初めての食べ物を赤ちゃんに食べさせるのは、体調の良い日に、病院の開いているタイミングで、一口から。
  • 初めての豚肉は赤身のひき肉や、ヒレ肉やモモ肉が適している。
  • 初めての豚肉は下茹でして細かく刻んで食べさせる
  • 赤ちゃんに食べさせる豚肉は冷凍保存する
  • 豚肉に慣れたら、味付けの途中で取り分けることにより大人と同じメニューを一緒に食べられる

子供の成長過程を思い出し懐かしい気持ちになりますね。

一口から始まって、一緒に食卓に並んでいるものを食べられるようになるまで、小さな一歩の繰り返しと細心の注意がありました。

今は赤ちゃんのお世話にお食事に、とても大変だと思いますが、参考にしていただければ嬉しいです。

 

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