牛肉のたたきとローストビーフはそっくり?!違いは○○にある?!

お誕生日やクリスマス、お祝いの時に食べたくなるローストビーフ。ちょっとリッチな感じがしますよね。

ファミレスではローストビーフ丼を出したり、スーパーでもよく売られていて身近な料理になっています。

そんなローストビーフに似ている牛肉のたたきをご存知ですか。たたきと言うとカツオが有名ですが、牛肉でも作れるんですよ。

そっくりに見える2つの料理ですが、どんな違いがあるのでしょうか。調理法や発祥地まで迫っていきます。

誰かに話したくなる豆知識を手に入れて肉博士に近づきましょう。

 

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牛肉のたたきとローストビーフはそっくり?違いは○○!!

牛肉のたたきとローストビーフ、見た目が似ていて「同じものじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

2つとも塊肉で、周りは火が通って色は茶色くなっていますが、切ると断面は薄ピンク色や肉の赤っぽさが残った色をしています。

そんな見た目がそっくりな2つの料理ですが、大きな違いは「中まで火が通っているかどうか」です。

お肉を切った時の断面の色でもわかります。

断面の色の違い

・たたき
の状態で肉の赤色になっているもの

・ローストビーフ
火が通ってうっすらピンクになっているもの

ますはそれぞれどんな料理なのかご紹介します。

 

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牛肉のたたきとは?

牛肉のたたきとは、お肉の表面に焼き色をつけた後に氷水でしめて作る料理です。中まで火は通しません

薬味や調味料、ワサビ醤油などにつけてお刺身のようにさっぱりいただきます。生で食べるので脂身の少ない赤身のもも肉などが向いています

たたきと言うとカツオのたたきが有名ですが、作り方は一緒です。

生と聞くと、食中毒が心配になる方もいるかもしれません。実は、牛肉の内部には食中毒菌はほとんどなく、表面上の菌は加熱することで死滅すると言われています。

ただ、肉が傷み始めていたり、長時間室温に放置されていると食中毒の危険も出てきますので注意が必要です。

新鮮なうちに清潔な環境で調理しよう!

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お肉を切ってみると、脂のさしがキレイにでていて、中が生肉状態なのがわかりますね。

 

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ローストビーフとは?

ローストビーフとは、オーブンでじっくり蒸し焼きにしてグレイビーソースをかけて食べる料理です。中までゆっくり時間をかけて火を通します。

脂身の少ないもも肉やランプ肉を使うことが多く、蒸し焼きで油を使わず調理するのでヘルシーな料理でもあります。

オーブンを使わず、低温調理器やフライパンを使った調理方法も人気です。

ローストビーフ丼とか人気があるよね!

お肉を切ってみると、中がうっすらピンク色になっていますね。

大きな違いはわかりましたが、より詳しくなるためにもさらに細かい違いをみていきましょう。

 

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3つの違いとは?

火が通っているかどうか以外にも、2つの料理には3つの違いがあります。詳しくみていきましょう。

調理方法の違い

火が通っているかどうかの違いがあるので、もちろん調理法も異なっています

たたき 表面を焼いて全面に焼き色をつける。余熱で中に火が通らないよう氷水に入れてしめる。
ローストビーフ 表面の全てに焼き色をつけた後、オーブンに入れてじっくり中まで火をとおす。
フライパンで調理する場合は、低温で焼いた後にアルミホイルに包んで余熱を通し肉を休ませる。

表面に焼き色をつけるまでは同じですが、その後の調理法に違いがありましたね。たたきのほうが時間をかけずに作れるようです。

発祥地の違い

それぞれの料理の発祥地はどこでしょうか。

たたきは日本料理の調理法の1つで、牛肉のたたきは和食になります。

一方、ローストビーフはイギリス発祥の料理です。日本に入ってきたのは、江戸時代の終わり頃と言われています。ただ、一般的によく食べられるようになったのは明治以降になってからだそうです。

似ている料理ですが、日本とイギリスという発祥地の違いがありましたね。

ローストビーフという名前から海外からの料理とはわかっていましたが、明治時代には食べられるようになっていたとは驚きです。

食べ方の違い

食べ方に違いはあるのでしょうか。

牛肉のたたきは、薄く切ったお肉をお好みのタレにつけて食べます。前菜のように食べることが多いです。

タレはワサビ醤油ポン酢が主流です。大根おろしなどの薬味をそえてもおいしく食べられますし、ご自分で作る方もいますよ

ローストビーフは薄く切ったお肉にグレイビーソースなどソースをかけて食べます。グレイビーソースとは肉汁を使ったソース全般を指すので、味は様々です。

ローストビーフは温めてもおいしいですが、常温でも食べられます。ご飯の上にのせて、ローストビーフ丼も人気があります。

スーパーでも見かけることの多いローストビーフですが、市販のものには特製ソースがついていることが多いですね。こちらのソースもご自分で好きな味を作る方もいます

食べ方としては、薄く切ったお肉にタレをつけるか、ソースをかけるか、というちょっとした違いがありました。

ただ、食べてみると味の違いはもちろんのこと、食感の違いが感じられますよ。

牛肉のたたきは中が生だから大人向けよね!

 

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違いを知って、肉博士になろう!

牛肉のたたきとローストビーフの違いを見てきました。大きな違いは「中まで火が通っているか」でしたね。

牛肉のたたき ローストビーフ
断面 生の状態で赤い 火が通っていてうっすらピンク
調理法 表面に焼き色がついたら氷水でしめる オーブンで時間をかけじっくり火を通す
発祥 日本発祥 イギリス発祥
食べ方 タレをつけて食べる ソースをかけて食べる

逆に共通点は、脂身の少ない赤身の塊肉を使用することです。

見た目は似ていて同じようなお肉を使って作る料理ですが、はっきりと違いがありました。そんな違いを知ったあなたはもうすっかり肉博士の一員です。

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