【馬肉】部位の特徴を知ってそれぞれ合った美味しい調理方法で食べよう!

馬肉と言えば、馬刺しをイメージされる方は多いと思います。

私自身、馬肉が大好きで通販でよく注文しては食べています。

馬肉を食べるとなると馬刺しばかりで食べてしまって、馬肉が好きでも部位を詳しく知ってるわけではありません。

馬肉の部位名と牛肉の部位名はほとんど変わりませんが、一部、馬肉ならではの部位名があります。

馬肉の部位の名前や特徴を知って食べたら、もっと美味しく食べられるのではと思い調べてみました。

また馬刺し以外で、お鍋で食べたり焼肉で焼いたり、色々な調理方法で馬肉を楽しむために、それぞれの料理に適した部位も調べてみました。

 

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馬肉の部位の特徴を知ろう!

お肉の部位の名前や特徴をいざ聞かれると、答えられない方がほとんどではないでしょうか。

名前や特徴を知ることで、より食材に感謝して美味しく調理して食べることができると思います。

馬肉の部位名は牛肉の部位名とほとんど同じですが、馬ならではの部位があります。

それは「たてがみ」「フタエゴ」です。

出典:https://www.banikuya.jp

「たてがみ」と「フタエゴ」がどんな部位なのか、また他の部位名の特徴を知って、さらに、どんな料理にどの部位が向いているのか確認してみましょう。

 

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馬刺しで食べると美味しい馬肉部位

馬肉と言えば、馬刺しで食べる方がほとんどだと思います。

馬肉の中でも、どこの部位が馬刺しに向いていて美味しく食べられるのか見ていきましょう。

たてがみ(コーネ)

馬の首筋部分タテガミが生えている近くのお肉をいいます。

1頭の馬から5kg程しか取れない希少部位で、ゼラチンが固まった脂質なので白色です。

馬ならではの部位です。

見た目はブヨブヨしているように見えますが、甘みのあるコリコリとした食感赤身と一緒に食べるとより美味しいです。

おすすめの食べ方は、赤身と一緒に食べることです。

肉の旨みと脂の甘みがマッチしていて癖になる美味しさです。

見た目もキレイ!味も美味しい!素晴らしいですね!

肩ロース(くらした)

馬の肩部分のお肉です。

肩ロースは、牛や馬が鞍(くら)をつけていた部分になるので、「クラシタ(鞍下)」と呼ばれています。

サシ(霜降り)部分が多く、歯ごたえのある赤身と柔らかい脂身バランスが良いので、さっぱりとした味です。

サシとは…赤身の間にある網目のように入った脂肪をいいます。サシが綺麗に入っているものほど、美味しいと言われています!

お刺身として食べたり、しゃぶしゃぶやすき焼きにもおすすめの部位です。

歯ごたえが良いので、細かく刻んで桜ユッケにすると牛ユッケに近い食感になります。

ロース

馬の背中のお尻側のお肉です。

脂身が少なくさっぱりと食べられる高級部位です。

お刺身や、ステーキ、しゃぶしゃぶやすき焼きにもおすすめの部位です。

ふたえご

お腹下辺りにある、3層のあばら部分のお肉をいいます。

1頭の馬からわずか程しか取れない希少部位です

馬ならではの部位です。

昔、「脂」を「えご」と読んでいて、脂が2つあることから「ふたえご」と呼ばれるようになりました。

脂身と赤身がしっかり分かれていて、生で食べるとコリコリと歯ごたえがあるので、細かく刻んでユッケに入れたり桜納豆として使われることが多いです。

赤身と脂身がハッキリ分かれていて色が鮮やかですよね!

リブロース

馬の腰部分のお肉です。

馬のリブロースは牛よりも1頭から摂れる量が少ないため高級希少部位です。

とろけるような食感です。

高級!希少!と聞くとより食べたくなっちゃいますね

ランプ

馬のモモに近いお尻の部分のお肉です。

赤身が多い部分ですが柔らかく味がしっかりしているので、刺身としても煮込みでも美味しく食べられます。

モモ(内モモ・シンタマ・外モモ)

馬の太もも部分のお肉です。

内モモは肉質が柔らかめ脂肪が少ない部位です。

内モモの中でも柔らかい「シンタマ」と呼ばれる部分は希少部位です。

外モモは赤みが多いので歯ごたえがあります。

内モモ外モモどちらも刺身や鍋、ステーキなど様々な料理に適しています。

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煮込み料理がおいしい馬肉部位

肉の煮込み料理と言えば、「モツ煮込み」ですね。

煮込みに適している肉は炒めても美味しく頂ける部位が多いです。

モツ

馬の内臓です。

大腸や小腸、直腸、胃袋などまとめて「モツ」といいます。

北海道では馬のモツを使った郷土料理「なんこ鍋があります。

ゴールデンカムイという漫画で「なんこ鍋」が登場していました!

ちなみに長野県でも馬のモツを使った郷土料理があって、こちらは「おたぐりといいます。

馬のモツは、牛や豚よりさっぱりとしていて食べやすいです。

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豚肉や牛肉のモツの食感が苦手な方は、馬のモツは食べやすいかもしれません!

ハツ

馬の心臓です。

取り扱うお店が少ないので希少部位になります。

刺身で食べるとサクサクした食感で、火を通すとコリコリした食感になります。

脂が乗っていない部位なので、他の部位とは全く違った味わいを楽しむことができます。

レバー

馬の肝臓希少部位です。

牛や豚などのレバーは必ず火を通して食べることがすすめられていますが、馬レバーだけは現在も生で食べられているので人気が高い部位です。

牛のレバーよりも食べやすいといわれています。

煮込む場合は、豚や牛のモツよりも固いので、しっかり煮込むことが必要です。

ブリスケ(ダキ)

馬の首下、前足の付け根部分のお肉をいいます。

サシ(霜降り)が入っていますが、サッパリした味で、少し固さがありコリコリした食感です。

馬刺しの中でも人気部位ではありますが、しゃぶしゃぶや焼肉で食べるとより美味しいです。

特にすき焼きがおすすめです。

ネック

馬の首周りのお肉です。

筋肉質で固い部分のお肉のため煮込み調理に向いています。

ユッケの中に細かく刻んで入れると歯ごたえがあるユッケにもなります。

歯ごたえがあるお肉は細かく刻んでお肉の食感を楽しむかしっかり煮込んで食べるかが多いようですね!

ほほ

馬の頬のお肉です。

あっさりした味だが旨味があります。

少し固めのお肉なので、煮込み料理やチャーシューにするのがおすすめです。

サーロイン

馬の腰辺りのお肉高級部位です。

馬肉の中でも柔らかい部位で程よく脂が乗っています。

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すき焼きで食べるのも美味しいです。

ちょっと贅沢したいときに食べたいですね!

 

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焼いて美味しい馬肉部位

馬刺しで食べたりお鍋で食べる他に、焼いて食べるのもおすすめです。

簡単にしっかり馬肉を味わいたい方は焼いて調理するといいでしょう。

タン

馬のです。

焼肉の定番「タン」は馬肉でも焼いて食べると美味しいです。

牛肉のタンのように食感が良く甘みがあります。

刺身や焼肉で食べるのがおすすめです。

バラ肉

脂身が多いので焼肉で食べるのがおすすめです。

バラ肉の中でも「バラオビ」という部分が、脂の乗りが良いので焼いて食べたり煮込み料理に最適です。

肩バラは「霜降り馬刺し」にいう商品化される部位でもあります。

馬肉の中で2番目に脂身が多い部分です。

馬刺しの他に、炙って食べたり煮込み料理にもおすすめです。

ヒレ

馬の肋骨の内側にあるお肉です。

馬肉の中で一番柔らかい部位になります。

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刺身でもステーキで食べるのが美味しいです。

贅沢に厚めで焼いて食べたいですね!

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まとめ

あまり食べる機会が少ない馬肉ですが、部位の名前や特徴を覚えることで、より美味しく馬肉を楽しめるのではないでしょうか。

他の肉にはない馬肉だけの部位「タテガミ」「フタエゴ」があります。

牛や豚のお肉とは違い、赤みが多くサッパリした味で食べやすいので、肉の脂っぽさが苦手な方にも馬肉は食べやすいと感じました。

さらに馬肉はヘルシーなお肉なので、健康にもとてもいいです。

馬肉は馬刺しで食べる以外にお鍋で食べたり、焼いて食べたり、色々な料理方法があるのでぜひ楽しみながら試してみてください。

 

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