羊の肉の種類はいくつある!?意外と知らない品種や部位を徹底解説!!

最近は日本でも人気のある羊肉。

ファミリーレストラン「サイゼリヤ」で販売している、ラムの串焼き「アロスティチーニ」は注文が集中しすぎて販売が一時中止になってしまうほどの話題性。

まだまだ牛肉や豚肉が主流とはいえど、日本でも羊肉を食べる機会が増えてきました。

しかしまだあまり馴染みがないことから、「種類とか部位とか違いがよくわからない」と思ってしまうことも多いはず。

なんとなく食べていた羊肉について詳しく知ることで、特徴にあった味わい方を楽しみましょう。

 

スポンサーリンク

羊の肉の種類はいくつ!?違いや見分け方とは!?

では早速、羊の肉の種類について。

日本で主に食べられているのはラムマトン二種類です。

しかし厳密には、あまり日本の市場に出回っていないホゲットという種類があります。

ラムとマトンは聞いたことあるような…でも違いがさっぱり分からないわ

ここからはそれぞれの特徴と共に詳しく違いをご紹介していきます。

ラムの特徴

「ラム」とは生後一年未満の仔羊のこと。

ただし、正確には永久歯が生えていない羊をラム肉とするようです。

肉質が柔らかくてクセがなく、食べやすいのが特徴です。

淡いピンク色が特徴でコレステロールが溜まらず、ビタミンなどが豊富で栄養たっぷり。

生後間もない仔羊は甘いミルクのような匂いがすると言われていて、高級食材としても使用されるなど日本国内でも人気上昇中のお肉です。

これがSNSで話題のサイゼリアのラム串焼きね!!

ファミレスで気軽に食べられるようになるくらいラム肉人気が高まってきているんだね

マトンの特徴

「マトン」とは生後2年以上の羊肉のことを指します。

羊肉特有のにおいがあり、苦手な方も多いのも事実。

しかし新鮮なマトンにはクセが少なく食べやすいので一度食べて苦手に思った方ももう一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ラム肉と比べて見た目が赤みが強いのが特徴です。

またマトンは体内の脂肪の燃焼を助けてくれる「カルニチン」の含有量が飛び抜けて多く、ダイエットにも効果的だと近年話題となっています。

マトンは特にダイエットに効果的な食材なんだね!!

ヘルシーで栄養も沢山取れるなんて嬉しいわ

ラムとマトンの中間の肉「ホゲット」

日本ではあまり聞き馴染みがありませんがラムとマトンの中間の肉のことを「ホゲット」と呼びます。

ホゲットは生後一年以上、二年未満くらいの羊でラムとマトンのそれぞれの特徴を併せ持つ食べやすい肉です。

残念ながら日本での流通は少なく、マトンとして出荷されてしまっていることが多いそう。

ホゲット見つけたら是非一度食べてみたい!!

ラムとマトンの違い

日本で主に食べられているラムとマトン。

二つの大きな違いは臭みや味です。

仔羊のラムにはクセが少ないですがマトンには独特の臭みがあります。

またラム肉は肉質が柔らかいですが、マトンは肉質が締まっていて旨味とコクが強いです。

羊肉を初めて食べる人はラムを、羊肉特有のにおいが好きな人はマトンを選ぶのがおすすめです。

子供の僕たちはラム肉が食べやすいなあ

マトンのクセのある味もお酒に合うから好きよ

 

スポンサーリンク

羊肉の部位は5種類!!特徴を活かした美味しさを味わおう

ラムとマトンの違いがわかったところで、次は羊肉の部位について。

牛や豚と同様、部位によって合う料理が変わってくるので抑えておきたいポイント。

細かく分けると沢山ありますが、ざっくりよく食べられている部位に分けると5種類あります。

羊肉の主な部位5種類

・ロース
・肩ロース
・肩
・モモ
・バラ

羊肉も部位によって向いている料理が変わってくるのね

焼肉やステーキだけじゃなく煮物にも使えるんだって!!

ロース

肉質はとても柔らかく、羊肉の中でも高級な部位。

ローストやステーキに適しています。

骨つきロースは「フレンチラック」と呼ばれていて、これを助骨ごとにカットしたものが「ラムチョップ」です。

肩ロース

赤身と脂肪のバランスのいい部位で、柔らかくて食べやすいと人気。

厚切りのステーキや焼肉などでも美味しくいただけます。

脂肪が多く羊肉特有の匂いがある部位。

そのため脂肪を取り除いてから調理します。

筋が多く肉質が硬めなので煮込み料理にするのがおすすめ。

モモ

脂肪分が少なめであっさりと食べやすい部位。

柔らかい部分はステーキやローストで、硬い部分は煮込み料理に使われることが多いです。

バラ

お腹の部分の肉で脂肪分が多め。

煮込み料理に適していて、他にも加工肉として多く使われています。

日本ではあまり流通していないそうです。

 

スポンサーリンク

世界では牛や豚より人気!?日本で食べられる品種を3つ紹介

羊肉はタンパク質や必須アミノ酸、ビタミン類など栄養豊富。

また宗教的な観点からも、世界的に見れば牛肉より食べられていると言われています。

イギリスの王室料理やフランス料理では最高の食材とされていて、日本よりはるかに馴染み深い食材です。

しかし、日本でも少しずつ人気の広がりを見せていることからどんな肉が食べられるのか気になりますよね。

日本で主に食べられている品種は主に3つあります。

日本で食べられる品種3つ

・サフォーク
・ロムニー
・テクセル

ここからは詳しく品種の特徴をご紹介していきます。

サフォーク

顔と足は黒、身体は白という毛の色に特徴のある羊です。

余分な脂肪がなく、赤身が多くて肉質に優れています。

黒と白の見た目から「パンダ羊」とも呼ばれているそうです。

ひつじのショーンのモデルはこのサフォーク羊なんだって〜

ロムニー

ニュージーランドの代表的な品種です。

飼育頭数の9割を占めており、約2700頭飼育されています。

食用だけでなく、毛が長いことから羊毛としても利用されています。

顔や四股は白いのが特徴。

ニュージーランド産は大体ロムニーね

テクセル

オランダのテクセル島で飼育されていた品種。

筋肉質で赤身、ユニークな香りで骨の比率に対する優れた高級ラム肉です。

近年世界中で注目を集めています。

最高級ラム!!美味しそう〜

 

スポンサーリンク

まとめ

日本でも少しずつ人気が高まっている羊肉。

ラムマトンホゲットの3種類あり、日本では主にムとマトンが主流ということがわかりました。

違いは生後2年未満がラム2年以上がマトンどちらにも当てはまらないのがホゲットです。

羊肉を初めて食べる人はラムを、羊肉特有のにおいが好きな方はマトンを選ぶのがオススメ。

羊肉にはタンパク質や必須アミノ酸、ビタミン類など栄養素が豊富なことから世界中で親しまれている食材。

肉の種類や特徴を知って美味しく健康に羊肉を楽しみましょう。

スポンサーリンク