職場で年に1度は受ける健康診断の数値を見てショックを受けているそこのあなた。
歳を取ると普通に生活しているだけでも健康診断の数値は悪くなるから不思議です。
どうにかしたいと思ってもいきなり生活習慣は変えれないし美味しいものを我慢するのも辛い。
そんな色々と気になるお年頃の私達はいつも食べる食事に羊肉を取り入れると良いようです。
羊肉はスーパーなどではあまり見かけませんがお肉屋さんでラムやマトンとして手に入れることが出来ます。
羊肉には健康になれるたくさんの栄養があり特に高血圧の人に嬉しい効果があります。
そこで今回は羊肉が高血圧の人にもおすすめの理由を徹底調査します。
この記事を読めば健康のためにも羊肉を食べたくなること間違いなしですよ。
羊肉を高血圧の人にオススメする7つの理由
羊肉が高血圧の人におすすめの理由は、肉類の中でも健康になれる栄養素が豊富だからです。
高血圧だと食事を取るときも気になることがたくさんありますよね。そんな高血圧さんでも羊肉なら安心して食べられます。
また血圧を下げる作用もあるという噂もあります。
そこで羊肉がなぜ健康に良いのか7つの理由をご紹介します。
- コレステロール値が低い
- 不飽和脂肪酸が多い
- 脂肪の融点が高い
- L-カルニチンが多く含まれている
- ビタミンも豊富
- 鉄分が多い
- 体を温めてくれる
健康につながるポイントがこんなにあるなんて驚きですよね。
どう健康につながっていくのか一つ一つ確認していきましょう。
1.コレステロール値が低い
コレステロールとは血中に含まれる脂肪分のことを言います。
もちろんコレステロールも体には必要なものですが血中のコレステロール値が多くなると血管の壁に蓄積していき脳梗塞や心筋梗塞に繋がります。
そのため健康診断でコレステロール値が高いと言われた場合は食べ物から取るコレステロールは低いほうが良いのです。
その点、羊肉のコレステロール値はとても低いようです。他の肉や魚と比較してみましょう。
100gあたりのコレステロール値 | |
羊肉(ラム) | 50mg |
魚 | 50mg |
牛肉 | 59mg |
豚肉 | 70mg |
鶏もも | 110mg |
肉でありながらさっぱりで健康的なイメージの魚とコレステロール値が同じってびっくりですよね。
これなら羊肉は高血圧の人でも安心して食べられると言えますね。
2.不飽和脂肪酸が多い
肉に含まれる脂にはいくつかの種類があります。その中で羊肉に多く含まれているのが不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸はおもに植物や魚の脂に多く含まれ、一般的に良い脂と言われています。
そんな不飽和脂肪酸は動脈硬化や血栓予防に効果があると言われており、悪玉コレステロールを減らし血圧を下げる効果があると言われています。
3.脂肪の融点が高い
羊肉の脂肪分は融点が高いといわれています。
脂肪の融点とは脂が溶け出す温度のことで、融点が体温よりも高いと食べたときに脂が溶けづらく体に吸収されづらくなるのです。
実際のお肉の融点を羊肉(ラム)、牛肉、豚肉、鶏肉を比較してみましょう。
お肉の融点 | |
羊肉(ラム) | 44℃ |
牛肉 | 40℃ |
鶏肉 | 30℃ |
豚肉 | 28℃ |
圧倒的に羊肉の融点が高いのがわかりますね。
ただしいくら脂が吸収されにくいからと言って取りすぎてはいけません。
脂とカロリーは別物なのでしっかりカロリーは吸収されますし、他のお肉に比べると脂が吸収されづらいというだけなのでそこは間違えないようにしましょう。
4.L-カルニチンが多く含まれている
羊肉にたくさん含まれているL-カルニチンは脂肪を燃焼させる効果があり今ダイエットや美容業界で大注目の栄養素です。
L-カルニチンとはアミノ酸の1種で脂肪酸を運搬し、効率よくエネルギーに変換してくれるため食べた脂肪分が体内に蓄積されにくくなる上に代謝も良くなるためダイエットに良い栄養素と言われています。
他にもL-カルニチンには疲労回復効果や脳の活性化を促す効果もあるので、積極的に取り入れましょう。
羊肉のLーカルニチンの効果については下記の記事に詳しく書いてあるので是非参考にしてください。
皆さんはラムやマトンと言われる羊肉を食べたことはありますか。 ジンギスカンはよく聞くようになりま…
5.ビタミンも豊富
ラム肉に多く含まれているのは肌にいいとされるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEになります。
またこれらの羊肉に含まれるビタミンは摂取した栄養素がエネルギーに変換されるのを助ける働きがあり、脂肪の蓄積を防いでくれます。
そのため女性にはとても嬉しいお肉であると言えるでしょう。
今日4月29日は、よう(4)に(2)く(9)から羊肉の日でーす!羊肉は、低カロリーでミネラルやビタミンが豊富なので、現代人の私たちに最適なエネルギー源でーす!可愛い羊ちゃんたちに、感謝して美味しくいただきまーす! #羊肉の日 #ジンギスカン #BBQ pic.twitter.com/KzftVuxJ0T
— リアル画伯 (@realgahaku) April 28, 2018
6.鉄分が多い
羊肉は鉄分が多く貧血の人にもおすすめです。
無理なダイエットなどをして鉄分不足になっているときには積極的に羊肉を取りましょう。
羊肉は鉄分が100gあたり2mgも含まれており、豚肉の0.7mgや牛肉の1.0mgと比較しても2倍程度と鉄分が多いのがわかります。
体内の鉄分が不足すると血液中で細胞に酸素を運ぶ役割のヘモグロビンが減少し脂肪を分解する酵素のリパーゼがの働きが落ちてしまいます。
そのためダイエット中にも鉄分が大事なのです。
【 羊 肉 】
|ω・`)ノ 体内の「脂肪を燃焼させる働き」に役立つカルニチンが豊富な羊肉!「疲労を回復する」栄養素、鉄分やビタミンB群が豊富な羊肉!「コレステロールを減らす働きがある」不飽和脂肪酸が多い羊肉!羊肉って素晴らしい!#しかもうまい pic.twitter.com/8muXF5Lgxp
— 北海道名物 松尾ジンギスカン【公式】 (@matsuo1956) December 7, 2018
そんな女性に嬉しい栄養を詳しく紹介し、美味しい食べ方まで紹介している記事がありますので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
徐々にポピュラーになってきた羊肉。北海道など一部地域ではよく食べられる食材ですが、まだ食べたことないという方も…
7.体を温めてくれる
羊肉には体を温める効果があると言われています。
中国医学では羊肉は温熱性食物とされており、最新の研究でも羊肉の赤身に含まれるタンパク質が体を温める作用が高いことが明らかになりつつあるようです。
温熱性食物といわれる肉には鶏肉や鹿肉や鯨肉なども含まれており、その中でも羊肉は比較的に手に入りやすい肉であると言えるのではないでしょうか。
【4月29日 羊肉の日】
●羊肉の薬膳的効能:
・体を温める
・元気を補う
・お腹、膝腰を温める
・母乳の出を良くする生理不順、膝腰が冷えて痛む、冷え症の人におススメです。 pic.twitter.com/a7mnlwGEka
— なおみん☺︎健康と美容の中医学 (@naominkubo) April 29, 2019
羊肉は全人類に嬉しい低カロリー高タンパク!
上記に書いた健康の理由だけでなく、他にも健康的に筋肉をつけることができる秘密は羊肉の低カロリー高タンパクにあります。
羊肉の100gあたりのカロリー数を牛肉と比較すると牛肉411kcalなのに対し羊肉は233kcalとなっています。
178kcalもの差があり羊肉のヘルシーさがわかりますね。
今日もあいにくの天気ですが、
生ラムジンギスカン専門店#赤兎馬 営業中です、羊は高タンパク、低カロリー、
太らないと言われています。海外では羊肉と鹿肉を
肉の王様と呼んでいる所もあります。美味しくヘルシーなジンギスカン😋
羊さんに感謝🙌#ジンギスカン#ホルモン #サフォーク pic.twitter.com/1dwPYDBqF5
— 生ラムジンギスカン専門店 赤兎馬 (@sekitoba0517) October 5, 2019
またタンパク質は筋肉を作ることで有名ですがそれだけではなく、体の機能をアップさせるとても大切な栄養素です。
爪や髪や肌などをキレイに保つのにも欠かせない栄養素なのです。
たんぱく質の一日の必要量は体重1kgに付き1gとなっています
体重60kgの人はタンパク質も60g必要ということですね。
羊肉はタンパク質がラムのロース肉だと100gあたり20gも含まれており高タンパクで有名な鶏の胸肉と同じくらいタンパク質がとれてしまうのです。
羊肉の栄養を効率よく取る食べ合わせとは?
とっても健康に良い栄養豊富な羊肉なので食べる時は栄養素がしっかり取れる食べ方がしたいですよね。
栄養素の効果をしっかりと取るには食べ合わせがとっても大事です。
そこで羊肉と食べ合わせのいい栄養素と食材をご紹介します。
- 非ヘム鉄:ほうれん草、小松菜、豆腐、納豆
- アリシン:にんにく、ネギ、玉ねぎ、にら
- リコピン:トマト
ラム肉に含まれているヘム鉄と言われる鉄分は非ヘム鉄の吸収をサポートする効果があります。鉄分不足の人は一緒に取るととっても良いですよ。
また、アリシンには血糖値の上昇を抑制する効果があるといわれておりラム肉に含まれたビタミンB1と結合することでアリチアミンに変化します。
その結果ビタミンB1が活発に働き疲労回復や糖質代謝の効果が期待できます。
トマトに含まれていることで有名なリコピンは抗酸化作用があるので羊肉と一緒に取ることで羊肉の抗酸化作用を強化してくれます。
ラム肉のトマト煮にほうれん草や玉ねぎなどを入れて食べれば効果はまるっと得られるためおすすめです。
またラム肉には食物繊維が含まれてないので、食物繊維を含むひよこ豆やレンズ豆なども一緒に煮込むともっと健康になりますよ。
まとめ
- 羊肉には健康になれる7つの効果がある
- コレステロール値が低く、不飽和脂肪酸が多く含まれているため高血圧の人には特におすすめ
- 羊肉の脂肪は融点が高いため体内で吸収されづらく、脂肪燃焼効果の高いL-カルニチンが豊富でダイエット中にも食べられる
- ビタミンや鉄分も多く温熱効果もあるため冷え性の女性は積極的に羊肉を取ろう
- 羊肉は鶏肉と同じくらい低カロリーで高タンパクなので筋肉を作り美容にも良い
- 食べ合わせで更に吸収力アップ
- ラムのトマト煮に玉ねぎやほうれん草、ひよこ豆などを入れると最強メニューになる
とっても栄養豊富な羊肉を今すぐに食べたくなったのは私だけでは無いでしょう。
どんな健康に良いものでも取り過ぎは絶対に良くないので適度に取り入れて健康な体を手に入れたいですね。
お肉屋さんで羊肉を手に入れてもちょっとくさみがあったり硬くなったりと調理法にお困りのことがあるかもしれません。
そんなときには匂いを消したり柔らかくする方法がこちらの記事に書いてありますので参考に美味しく調理してみてくださいね。
羊肉というとヘルシーな印象ですよね。 最近では巣ごもりが続いたことで健康志向の方が増えて、羊肉に注目が集まって…